高知労働局が 雇用失業情勢を発表しました。県内の有効求人倍率は1.1倍で3カ月ぶりに低下しました。
高知労働局によりますと4月の県内の有効求人倍率は1.1倍で、前の月を0.02ポイント下回り3カ月ぶりに低下しました。
新規の求人数は卸売業・小売業が前の年の同じ月と比べて20.9%減っています。全国規模の小売店の雇用見直しなどが影響していると見られています。
一方、製造業は10.8%増えています。「夏の繁忙期を前に人手を確保したい」として求人を増やしたことが理由と見られています。
高知労働局は「価格転嫁は進んでいないが人の動きもあるため景気が悪化しているとは現段階では言えない。回復の兆しはある」としています。