#哲学、#経済、#ブロックチェーン、
お金を稼いで生きる資本主義経済とは別なかたちで、人々が贈与し合いながら生きていく新しい経済を提案する、哲学者 荒谷大輔さん著の『贈与経済2.0』(翔泳社)。
資本主義経済と既存の贈与経済それぞれのメリット・デメリットを検討し、それらを超克する新たな経済圏のあり方が書かれている本書では、アダム・スミス、ロック、ルソー、マルセル・モースらの論考をふまえながら、資本主義経済の構造や、それを乗り越えようとしてきたオルタナティブ運動がなぜ失敗したのか、ではどのような形のオルタナティブなら機能するのかが検討されています。
本書を読んだ、哲学者の田口茂さん(北海道大学大学院教授)は、媒介論現象学を想起したそうです。現象学や「意識」をめぐる科学者との共同研究、西田幾多郎・田辺元の哲学を研究されてきた田口さんが「贈与経済2.0」を読んで感じたことを、荒谷さんと語り合っていただきます。
書籍とともにどうぞお楽しみください!
◆荒谷大輔さん著『贈与経済2.0』(翔泳社)
https://amzn.asia/d/3hGHh1G
◆7/22開催 第42回CHAIN Seminar 荒谷大輔「贈与経済2.0のロジック」(北海道大学
人間知×脳×AI研究教育センター主催)
https://www.chain.hokudai.ac.jp/events/3917/
◆田口茂さん研究概要
https://www.let.hokudai.ac.jp/staff/taguchi-shigeru
◆田口茂さん著『媒介論的現象学の構想』
https://heideggerforum.main.jp/ej9data/taguchi.pdf