ローラ、受付窓口のような机を前に座っている。
「ローラのお仕事相談室」と掲げられている。
ミホが帰ってくる。
ミホ「ただいまー…え、ローラ?」
ローラ「ウェルカム・トゥ・ローラのお仕事相談室」
ミホ「なにやってんの」
ローラ「人生経験豊富なローラが、仕事のお悩み相談、のります!」
ミホ「え、ローラ、なんかこういう、コンサルタントの資格があるの?」
ローラ、自分の胸を叩いて
ローラ「パッション・ライセンス」
ミホ「特にないんだ」
ローラ「ミホのお悩み、レッミーリッスン」
ミホ「私は、楽しく仕事してます」
ローラ「お帰りください」
ミホ「自宅なんです」
ローラ「ネクストの方ー」
女性(敦澤)が、ひとりおずおずと入ってくる。
ミホ「なんで勝手に人呼んでるの?」
敦澤「私、最近育児を終えて、再就職したいんですけど、
どうしたらいいかわかんなくて」
ローラ「シンパシー!私も育児してるから、気持ちわかるー」
敦澤「あと、正社員として働きたいけど、どんな仕事をやりたいか、
自分ではっきり掴めてなくて」
ローラ「めっちゃシンパシー!働く気持ちはあるんだけどねー」
間
ミホ「えっ終わり?」
ローラ「相談に乗る時は、共感するのが、いちばんインポータントなの」
ミホ「それはそうだけど…なんかこう、具体的なアドバイスとか」
ローラ「それは、この」
ミホ「え?」
ローラ、リーフレットを取り出す。
ローラ「しながわお仕事相談室に、ゴーしてもらえば」
ミホ「最初からそれでいいじゃん」
団長・安田さち、 齊藤裕さんと向かい合って、
団長「気持ちでやるタイプやね。一緒やね」
さち「一緒やね、確かに。
ということで、今回は「しながわお仕事相談室」についてお話を
伺います。こちらでは就業に関する相談に乗って
もらえるんですか?」
齋藤「はい。しながわお仕事相談室は、品川区立中小企業
センターで実施している、就業支援事業になります。
年齢・性別を問わず、皆さんの就職活動をサポートしています」
さち「年齢・性別は問わないということですが、
それぞれ就職活動に関する悩みは異なりますよね」
齋藤「シニア・ミドル・わかもの、それぞれの世代に応じたお話を
聞きまして、丁寧にサポートしています」
団長「例えばどんな相談があるのですか?」
齋藤「例えばシニアの方ですと、再就職に関しての
相談が多いですね。また、育児・家庭と仕事の両立に関しての
相談が多いです」
団長「相談には齋藤さんが乗ってくれるんですか?」
齋藤「国家資格でありますキャリアコンサルタントの資格を持つ
専門の就職相談員が対応させていただいております」
団長「なにやっていいか分からんっちゅう人もいると
思うんですけど」
齋藤「そうですね。その場合は、こちらのVRTカードを使った
テストがございます。
(VRTカードを出す)」
団長「VRTカード・・・なんですか?」
齋藤「こちらですね。ご覧ください。
お仕事の名称が書いてありまして、そのお仕事に対する
興味ですとか、あとは自信とかですね。
テストするっていうようなツールとなっています」
団長「へぇ、面白い。いろいろな種類あるもんですね。
こういったお仕事のお悩みがある人は、中小企業センターに
来れば、いつでも悩みを聞いてくれるのですか?」
齋藤「就業相談につきましては、1回50分の予約制となっております。
対面・電話・オンラインのいずれかの方法で受け付けております」
さち「就業相談以外には、どのような支援がありますか?」
齋藤「「就業支援セミナー」では、日々の仕事に役立つことですとか
あとは就職活動に役立つ講座を年間12回開講しています。
詳しくは、しながわお仕事相談室のホームページをご覧ください」
団長「分かりました。ありがとうございました」
さち「ありがとうございました」
齋藤「ありがとうございました」
団長・さち「団長、さちの「安田大サービス」のコーナー!」
団長「今日はこれだけは覚えてください。(フリップを読む)
働くことで悩んだら『しながわ お仕事相談室』にゴー!」
(齋藤、紙ふぶきを降らせる)
さち「団長がゴーしたい相談室はありますか?」
団長「いや、もうあきらめてます」
齋藤「あきらめたらお終いですよ」
団長「ありがとうございます」
齋藤「あきらめないで!」
女性・ローラ・ミホ、ちゃぶ台でお茶を飲んでいる。
女性「たくさん相談に乗ってもらって、気持ちの整理ができました。
他にも今の私に合いそうな、ワークショップやセミナーを
いろいろ紹介してもらえたので、今度参加してみようと思います!」
ローラ「So Nice!ほんとによかったねえ」
女性「ぜんぶ、ローラさんのおかげです!」
ローラ「ええ!わたし、なんもしてないよ〜」
ミホ「ほんとになんにもしてないよ」