皆さん、こんにちは。わ!しながわニュースの時間です。
では、ラインアップをごらんください。
トップニュースは能登半島地震被災地への支援に関する話題をお伝えします。
トピックスでは、旧荏原第四中学校跡地活用方針策定委員会から森澤区長に答申、区職員向け「都市ブランディング キックオフ講座」、大井第三地域センターが移転し、新たにオープンした話題を。
その他、ごらんの出来事をお伝えします。
では、トップニュースです。
能登半島地震被災地への支援に関する話題をお伝えします。
2月22日、能登半島地震の被災地支援のため、石川県金沢市へ支援物資を搬送しました。
1月1日に発生した能登半島地震に伴い、区は、1月4日に「品川区令和6年能登半島地震被災地支援本部」を設置し、要請に応じて支援を行うことを決定。これまでに4度、物資を搬送しています。
今回は、断水の影響が続く石川県北部への支援物資として、金沢市から要請のあった飲料水を搬送。
「女性視点での防災というのも、いろいろ備蓄であったり避難所運営であったりとかも、そういうところも、非常に今回クローズアップもされていて、もし何か現地に行って気付くことなどがあれば、また区の事業等に生かしてもらえればというふうに思っております」
また、2月26日から、3月1日まで、品川区清掃事務所の職員3人と、小型プレス車1台を、石川県七尾市に派遣。
「微力ではございますけども、1日も早い復興をお手伝いできるよう、全力で頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします」
森澤区長は、「インフラの復興には片付けが非常に大切です。被災された方に、品川区からのエールを届けてください」と、あいさつしました。
なお、区では、義援金箱を区役所本庁舎3階総合案内、戸籍住民課、各地域センター、区立図書館、中小企業センター、きゅりあん、スクエア荏原、メイプルセンターに設置。お寄せいただいた義援金は、能登半島地震で被災された自治体などへお届けします。
次は、トピックスです。旧荏原第四中学校跡地活用方針策定委員会から森澤区長へ答申した話題などをお伝えします。
2月8日、区役所で、第4回 旧荏原第四中学校跡地活用方針策定委員会が開催されました。
同委員会は、仮設保育園、グラウンド、体育館など、地域利用施設として暫定活用されてきた旧荏原第四中学校跡地の本格活用にあたり、区民ニーズを捉えた施設整備の検討を進めることを目的に設置。学識経験者や地域の方など17人で構成されています。
これまでに3回開催し、4回目となるこの日は、審議会後に、森澤区長へ答申文を提出しました。
「重要なことは、今後、基本計画を通じ、コンセプトをどう具体化していくかだというふうに思います。しっかりと庁内で検討を深め具現化をしてまいりたいと思いますので、委員の皆さまにおかれましても引き続き区政に対しご助言ご意見を賜ればと思います。本当にありがとうございました」
鈴木委員長は、「さまざまな形で区民の方の意見を聴き、この方針が決まったことは非常に素晴らしく画期的なことだと思います」と、あいさつしました。
2月13日、区役所で、区職員向けの「都市ブランディング キックオフ講座」が行われました。
区は、平成27年度からシティプロモーションを推進してきましたが、今後はさらなる区の価値向上を目指し、区民の理解や共感のもと、未来に向かって情緒的な価値をつくることで、区のイメージを高める都市ブランディングを開始します。
この講座は、区が一丸となって、都市ブランディングに取り組む意識を醸成することを目的に実施されました。
森澤区長は、「区内外から人が集まることで新たな出会いや挑戦が生まれ、ワクワクできるような品川区を未来へ創っていけたらと思っています」とあいさつ。
講義では、長野市や富山県のブランディングに実績がある、株式会社ニューピースのマネージャーが、「なぜ都市ブランディングが必要なのか」などについて説明し、職員への理解・浸透を図りました。
2月26日、大井第三地域センターが移転し新たにオープンしました。
新しい大井第三地域センターは、壁の一部に多摩産材の杉を使用したほか、屋上に太陽光パネルを設置するなど、環境に配慮。また、ジェンダーフリーのトイレの設置や、調乳用温水器がある授乳室の設置など、区民のニーズに応える地域センターに生まれかわりました。
和室を含め集会室が3つある区民集会所と支え愛・ほっとステーションも一緒に移転。
2月19日には、オープンに先駆け、開所式が実施されました。
森澤区長は「同センターは地域事業や防災事業を実施してきました。これからも地域活動の拠点として区民の役に立てる活動をしていきます」とあいさつ。
大井第三地区町会連合会の棚橋会長は「大井第三地区7町会と地域センターがより一層協力し、地域活動や防災活動に力を注いでいきます」と、新センターへの期待を述べました。
さまざまな世代の方が利用しやすい地域センターになりましたね。
次は、伝統工芸の実演 和裁など、4つ続けてお伝えします。
2月9日、環境学習交流施設「エコルとごし」で、伝統工芸の実演「和裁」が行われました。
この実演は、「歴史・伝統をつなぐ職人技と出会う」をテーマに、品川で受け継がれてきた素晴らしい伝統の技を気軽に見学できる機会として実施。幅広い世代が伝統工芸を知るきっかけとなるよう、品川区伝統工芸保存会の職人たちが交替で、その技術を披露しています。
今回、匠の技を実演したのは、同会の会長を務める釼持(けんもち)さん。
巧みな裁縫技術から生みだされた着物や小物などに訪れた人たちは目を奪われていました。
「みんなにね、着物っていうのは、縫う人も少なくなるんだけど、やっぱり少しでも残っていってもらいたいという気持ちは」
また、着物を模した折り紙の実演もあり、子どもたちも楽しんでいました。
2月11日、南大井在宅サービスセンターで、暮らしを変える介護予防!介護予防説明会が行われました。
これは、社会福祉法人さくら会の主催で、65歳以上の方が対象です。
理学療法士の伊藤さんと介護職の宇佐見さんが、フレイル予防についての大事なポイントや、一般介護予防事業などについて解説。
また、水中トレーニングやマシンでのトレーニングについても説明され、参加者は熱心に話を聞いていました。
2月13日、はつはる健康ウォーキングが行われました。
このイベントは、荏原第四地区 健康づくり推進委員会が主催。季節を肌で感じるとともに、健康増進を図ることが目的です。
この日は、見頃を迎える梅を楽しむため、荏原町公園から池上梅園までのおよそ3キロメートルをウオーキング。参加した皆さんは、おしゃべりを楽しみながら目的地を目指して歩きました。
「良かったですね。天気も良かったね」
「ちょっと長すぎるかなと思ったけど1時間で来れちゃったもんね」
2月13日、浜川中学校で、標準服改定に向けたファッションショーが行われました。
同校は、ジェンダーレスの観点から、令和7年度より標準服の一新を決定。教員が選んだ3つの候補の中から1つを生徒の投票で選ぶため、生徒会が中心となってファッションショーを実施しました。
はじめに、柳岡校長が「笑顔で生活を送るためには、どういう服装が相応しいのか、皆さんで考えてください」とあいさつ。
続いて行われたファッションショーでは、生徒会を中心としたメンバーが実際に3つの候補を着て歩き、全校生徒に披露しました。
「やっぱり動きやすさが一番大事だと、あと匂いとか、あとは車にもひかれないように光を付けているところもポイントだと思います。これから着る生徒さんたちに、着心地やすさとか、こういうポイントとかを生かして、過ごして行って欲しいと思います」
新しい制服になり、来年度の生徒たちは楽しみでしょうね。
続いて、その他の話題を5つ続けてお伝えします。
2月9日、区役所で、令和5年度地区防災協議会 会長連絡会が行われました。
この連絡会は、区内全地区の防災協議会会長や町会・自治会連合会会長が一堂に会し、現状や課題などを共有することで、区全体の防災力向上を図ることが目的です。
はじめに、森澤区長が、「防災事業について話し合うことで、今後の地域防災力の向上に繋げていければと思います。これからもご協力をお願いします」と、あいさつ。
続いて、事務局より、令和5年度区内一斉防災訓練の成果や、防災フェアの予定、および令和6年度防災訓練の変更点について、説明や報告が行われました。
2月14日、区役所で、認知症講演会が行われました。
この講演会は、認知症になっても安心して暮らせるまちを目指し、認知症の正しい理解を深めることが目的。今回のテーマは、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法を学ぼう~誰もが住みやすいまち『しながわ』を考える~」です。
講師は、東京都健康長寿医療センター認知症未来社会創造センターの粟田センター長。
今年の1月1日に施行された認知症基本法の背景や概要、認知症当事者の人権に関する世界の動向などについて講演しました。
「誰もがなるっていうことを私たちはひとつ受け止めて、私もいつかなるだろうし、そういう時に不安がない世の中になったら良いなと思います」
2月14日、品川区防犯広報プロジェクトの広報用音声が収録されました。
このプロジェクトは、区民の防犯意識や環境への関心を高めるきっかけとなることを目的に実施。青パトの車載マイクを使用して防犯パトロールを行うほか、FMしながわやケーブルテレビ品川でも展開しています。
今回は、安田大サーカスの団長安田さんと、FMしながわのパーソナリティとしておなじみの安田さちさんご夫婦が、音声を担当。特殊詐欺の被害防止、交通安全、環境美化など、11種類の音声が収録され、令和7年2月28日まで区内全域で音声が流れています。
「品川区民の皆さん、特殊詐欺・自転車の事故など、お気を付けください。青パト聞いてね」
2月14日から20日まで、平塚橋ゆうゆうプラザで、作品展が行われました。
この作品展は、同館の登録団体や各講座の成果を発表する場として開催。
手芸・書道・川柳・ぬり絵など、数多くの力作が展示され、訪れた方の目を楽しませていました。
「私の母が絵を描いててこういうところに出品してたんで、何か思い出しながら来ました。素晴らしいですね」
2月15日、荏原第一地域センターで、しながわ学びの杜 地域講座「新紙幣を知ろう!」が行われました。
これは、区内の文化センター・大学・史跡などを学び舎として、あらゆる世代の方々に多彩な生涯学習講座を提供する「しながわ学びの杜」の一環として開催。全4回の講義で、新紙幣について学習します。
講師は、地理バッ地理(R)主宰の澤内さん。1回目のテーマは「富本銭(ふほんせん)から新紙幣」です。
講座では、通貨の歴史や新紙幣に施されている最新技術、新しい紙幣の肖像になった渋沢栄一・津田梅子・北里柴三郎の人となりや共通点について説明しました。
また、視覚に障害がある方でも違いが判るような工夫が施されていることなどを、実際に紙幣を触って確認。
受講した皆さんはメモを取るなど熱心に話を聞き紙幣について学びを深めていました。
「楽しくてさらにさらに深く調べたくなります」
「新札以外の話が結構楽しかったですよね」
しながわ学びの杜では、地域講座以外にもしながわ塾やパートナーシップ講座など、
さまざまな講座があります。皆さんもぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
今回のニュースは以上です。
引き続き、しながわほっとホットをお楽しみください。