19日の栃木は「いちごづくし」の1日になりました。
栃木県は、生産量日本一を誇るイチゴを記念して7年前から1月15日を「いちご王国・栃木の日」に制定し、今年は記念イベントを日曜日の19日に開きました。
会場の県庁は「いちごづくし」となり、ステージでは宇都宮短大附属高校の生徒によるファッションショーが開かれました。
福田富一知事は「いちご王国国王」の姿で登場。会場には「出張いちご狩り」のコーナーも設けられ、来場した人が真っ赤な摘みたてイチゴを楽しんでいました。
一方、東武鉄道は19日から、車体に大きなイチゴがデザインされた「ベリーベリーハッピートレイン」の運行を始めました。車内もいちご柄の座席にいちごの形のつり革が並んでいます。
東武宇都宮駅で行われた出発式では、地元の松ケ峰幼稚園の園児が描いた記念のパネルが贈られました。
この列車は2023年6月に栃木県誕生150年を記念して、1年限定で運行された列車の復活を求める声に応えて再び運行するもので、沿線の4市1町とも連携して地域の活性化につなげたいとしています。
列車は東武宇都宮線と日光線・鬼怒川線で来年6月まで運行されます。