大麻取締法違反などの疑いで逮捕・送検されたのは、大阪府堺市の建設会社社長・中山竜馬容疑者(37)です。
中山容疑者はおととし、10回にわたり大麻リキッド約14.8キログラム、時価総額1億6000万円相当をアメリカから国際郵便で密輸したほか、去年4月から7月までの間に、和歌山市内の倉庫で輸入した原料や器具を使って、大麻に含まれる成分・THCを化学的に製造していた疑いが持たれています。
近畿厚生局麻薬取締部によりますと、密輸した大麻リキッドは中山容疑者の知人あてに送られてきていて、シャンプーボトルの中などに隠されていたということです。また、関係先からは大量の大麻リキッドや、大掛かりな「製造装置」が押収されています。麻薬取締部は、中山容疑者の認否を明らかにしていません。
大麻リキッドを密輸した疑いについては、すでに起訴されています。