兵庫県の元幹部が、斎藤知事を内部告発し処分された問題をめぐり、県議会で百条委員会の設置が可決される見通しです。
3月、元西播磨県民局長の男性職員(60)が、「斎藤知事が企業から贈答品を受け取っている」「パワハラをしている」などとする文書を配布し、停職3ヶ月の懲戒処分を受けました。
この問題をめぐっては、第三者機関による調査が決まっていますが、県議会の最大会派である自民党県議団やひょうご県民連合は、地方自治法に基づきより強い調査権限を持つ調査特別委員会、いわゆる「百条委員会」の設置を求める動議を県議会に提出しました。
動議は13日午後に、賛成多数で可決される見通しです。
兵庫県議会で百条委員会が設置されれば、約50年ぶりです。