10月27日に投開票が行われる参議院の補欠選挙と衆議院選挙に向け11日岩手県内の警察署長が一堂に集まる会議が開かれ違反取り締まりの徹底などが確認されました。
会議には県内16警察署の署長や県警本部の部長など幹部約100人が出席しました。
はじめに県警の増田武志本部長が「今回は与野党の激戦が予想され取り締まりを担う警察への県民の期待が従来以上に増している」とした上で次のように話しました。
県警本部 増田武志本部長
「公正な選挙に対する悪質な違反を看過せずに取り締まり選挙の公正を求める県民の期待に応えてほしい」
県警によりますと2年前の参院選では選挙の自由妨害で摘発1件と文書掲示などで12件の警告があり、前回3年前の衆院選では8件の警告があったということです。
県警では10日本部と各警察署合わせて169人で構成する選挙違反取締本部を設け取締りを強化しています。