6月18日、静岡県内は6月としては記録的な大雨になった所がありました。土砂災害の危険度が高まったほか、道路などでは浸水の被害が相次ぎました。<伊東支局 神谷修二カメラマン>
「伊東市の135号線です。水路から激しく水が噴き出しています」静岡県伊東市の国道です。水路から1メートルほどの高さまで雨水が噴き出していました。近くでは、マンホールが持ち上がるほどの大量の水が流れていました。<掛川支局 伊豆川洋輔記者>
「御前崎市の御前崎海岸です。雨もかなり強く波もかなりうねっています」静岡県内には18日、前線や低気圧による活発な雨雲が次々とかかり、大雨となりました。伊豆市湯ケ島では、1時間に64.5ミリの非常に激しい雨が降り、6月としては観測史上最大の雨量を記録しました。また、熱海市網代では6時間の雨量が185ミリに達し、観測史上最大となりました。沼津市の市街地を流れる狩野川では濁った水が激しく流れ下り、水位が上昇しました。<富士支局 杉村直美カメラマン>
「富士市の中里地区です。このあたり一帯、道路が冠水してしまっているため、車両が通行止めとなっています」大雨の影響で、各地の道路で浸水の被害が相次ぎました。<東部総局 伊部桜輔カメラマン>
「沼津市三園町です。降り続いた雨で、道路に10センチほどの水が溜まっています」沼津市内でも排水能力を超える雨が降ったため、道路が冠水しました。<東部総局 金原一隆記者>
「ここは、JR沼津駅の近く、東海道線の線路の下をくぐる道路です。通称『三つ目ガード』に続く道路は、ご覧のとおり冠水してしまって、車を通すことができません」「線路のガード下に入っちゃったんですよ」
Q.どの辺まで水が来たんですか?「この辺まで水来てましたね。もう走り抜けるしかないと思って」<社会部 山口駿平記者>
「午後1時過ぎのJR静岡駅です。一時、運転を見合わせた影響で、時間を気にしている人の姿が目立ちます」東海道新幹線は降り続いた雨で雨量が規制値に達し、午後から断続的に運転を見合わせました。<乗客>
「今から大阪に行く予定があって、ちょっと早めに出たんですけど」
「遅れていることに、ちょっとびっくりして」静岡県危機管理部によりますと、県内では大雨による被害の情報は入っていないということです。活発な雨雲は東に抜けつつありますが、静岡県内では、18日夜遅くまで土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。
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