最高気温が34.2℃となった鹿児島県薩摩川内市では、31日早朝、気温が上がる前に夏休みの子供たちが元気にラジオ体操に取り組んでいました。
「おはようございます」
午前6時半前、鹿児島県薩摩川内市の広場にラジオ体操をするために、地域の子供や住民が集まります。
薩摩川内支局・牧瀬大輔記者
「ラジオ体操の行われる広場の気温は、30℃に達しています」
夏休み恒例のラジオ体操ですが、最近では保護者の負担軽減などのために実施する地域が少なくなっているそうです。
取材した「後牟田自治会」では、子供だけでなく地域の高齢者が暑さを避け、早朝に集まるようにしていて、ラジオ体操には連日50人以上が参加しています。
体操を終えた子供たちは汗びっしょりですが、縄跳びを行い、体力作りに励んでいました。
ラジオ体操に参加
「(早朝のラジオ体操は)いいと思います、楽しいです。みんなでするところとか」
薩摩川内市 後牟田自治会・本田親文会長
「このような暑さですので、大変、暑さ対策には気をつけているのですが、朝の30分ですのでなんとかやれるのかなと思って。最後まで子供たちが元気に通ってもらえればと思います」
「後牟田自治会」では夏休みの子供たちの規則正しい生活のリズムを維持していくために、ラジオ体操は8月7日まで実施することにしています。
これからの1週間、鹿児島県内は晴れて暑い日が続くとみられます。最高気温の予想も36℃、37℃と危険な暑さが続く見込みです。十分な対策をしてください。