0:00 はじめに 1:11 全般的な事柄 2:02 この日のウクライナ情勢ニュース 2:23 プーチン大統領ロストフに飛ぶ 現地情勢悪化か 3:33 グリペン戦闘機がウクライナの空に スウェーデン首相と会談 4:41 ミラージュ2000がすでにウクライナ供与の噂 6:29 各地域の戦況 6:38 北東部 ルハンスク方面クピャンスク・スバトベ・クレミンナ線の戦況 8:43 東部 バフムト方面の戦況 9:54 南東部 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況 10:13 南部 ザポリージャ州の戦況 15:28 後方地域：マリウポリでチェチェン軍が反乱 16:12 南部 ヘルソン州の戦況 #ウクライナ #戦況 #プーチン大統領 最新の情報をお届け！その日のレポートをその日に動画にしています。 ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。 ●過去の動画は再生リストへ https://youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW ■より快適に見るには ・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去 ・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON ・赤：ロシア軍側　青：ウクライナ軍側　オレンジ：係争中 ・一辺10kmの正方形が所々あります ・畑の大きさ：1kmX1.6kmほど ●距離 スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km ●ウクラ軍の損失は？ 　データ非公表で不明 ●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載 　https://note.com/sumaitotoushi/ ●投稿主はメンバーシップ動画でJREITと米国株の先行きについて毎週役に立つ話をしています。 https://www.youtube.com/playlist?list=UUMOTtiQwLNT_nvz4OoOVvdVyw ■Materials OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。 戦況図の説明の前に、 ウクライナ情勢に関する、 最新のニュースをお伝えします YouTubeのチャプター機能で、 必要なところを見ることもできます なお記事の内容は、 英語の原文をチェックして お届けしています 1番目 クレムリンは声明を発表し、 プーチン大統領はロストフナドヌーにある、 ロシア軍の司令部で会議を 開催したと発表しました プーチン大統領は ゲラシモフ参謀総長と面会し、 主要な指揮官を集めた会議に出席し、 報告を聞いたとのことです 報道によると、 プーチン大統領は 長い時間滞在したとのことで、 行き詰まりを見せるロシア軍の状況について 直接確認した可能性があります また、ロシアのメドベージェフ元大統領は、 「ウクライナを支援する西側諸国は いずれ戦争に疲れ果てて 停戦を懇願するだろうが、 我々は戦争の決着に 何十年かかっても構わない 徹底的に破壊し灰すら残さないようにして ロシア支配を達成する」と述べました 深読みすれば、 ロシアの戦争継続は難しく、 停戦に向けたシナリオを 作ろうとしているように見えますが どうでしょうか？ 2番目 ゼレンスキー大統領は 夫妻でスウェーデンを訪問し、 ストックホルム郊外の保養施設で クリスターソン首相と会談し、 安全保障とウクライナの復興に関し10項目の 重要な合意に達しました その中では、 1．スウェーデン製の CV90装甲車両の共同生産 2．アーチャー自走砲システムの 訓練開始 3．ウクライナ軍パイロットによる グリペンの操縦訓練の開始 4．両国の安全保障に関する 協議の開始 5．ウクライナの復興に関する スウェーデン企業の関与 となっていて、 かなり踏み込んだ内容となっています スウェーデンは 自国の防衛に必要だとの理由で、 グリペンの供与を否定していますが、 訓練は開始するとのことで、 いずれウクライナの空を グリペンが飛ぶことについて、 何らかの発表があるものと考えられます 3番目 ウクライナへの戦闘機供与について、 ニュースが3つありましたので、 まとめてお伝えします まずレズニコフ国防大臣は、 ウクライナのチャンネル24の インタビューに応じ、 すでにF16の訓練が始まっていること、 パイロット以外に 整備のエンジニアも参加していること、 パイロットの訓練期間は 英語研修を含めて最低6ヶ月で、 終了時期は習得状況によって 決まると述べました 一方、フランスの 軍事情報サイトOPEX360によると、 ウクライナはすでに供与されている スカルプミサイルと一緒に、 実はミラージュ2000も供与されていて、 ウクライナ空軍がこれを運用している 可能性があると報じています その理由として、 ゼレンスキー大統領が スカルプミサイルにサインしたときに、 ミラージュ2000のC型の輪郭が 写っていること、 そのC型がちょうど退役を迎えた タイミングであること、 過去にはMiG29を操縦していた 旧東ドイツのパイロットが、 3ヶ月の訓練でミラージュ2000に 機種転換した実績があることを指摘しています そして、これを裏付けるかのように、 ウクライナ軍のオレシュク司令官は、 テレビのインタビューに登場し、 ウクライナが必要とする 西側の航空機に優先順位をつけ、 1位がF-16、 2位がグリペン、 3位がユーロファイター、 4位がラファールと答えました ■それでは、各地域の戦況です きょうも戦況の変化のあるところを中心に お伝えします ●北東部　ルハンスク州方面 ハルキウ、クピャンスクから、 シベルスク付近の戦況についてお伝えします ○クピャンスク方面 ロシア軍は、 この方面で攻撃の主導権を失い、 両軍が塹壕を構築し、 戦線が膠着状態に入った 可能性があります ウクライナ東部軍の セルヒーチェレバティ報道官によると、 ロシア軍はシンキフカ、 その南東のイヴァニフカに 攻撃をおこなったものの、 失敗に終わったと述べました また、イギリス国防省の定期報告でも、 ロシア軍の目立った前進はなく、 両軍共に敵の塹壕を 突破する兵力に欠けていると指摘しています この方面で7月から始まった ロシア軍の攻勢は、 クピャンスクを占領すること、 ウクライナ軍を南部戦線から 引き離すことを目的にしていましたが、 どちらも達成できず、 ロシア軍は失敗に終わった可能性があります ○スバトベ・クレミンナ線および ○シベルスク周辺 ロシアの情報筋によると、 ウクライナ軍はスバトベ・クレミンナ線に 沿って攻撃作戦を実施したが、 前進はなかったと主張しました 以前もお伝えしましたが、 ロシア軍の攻撃が失敗したときには、 「ウクライナ軍が攻撃し、 ロシア軍が撃退した」と表現しますので、 「きょうも戦況の変化はなかった」と いうことになります その中でビロホリフカでは、 ロシア軍は囚人兵で構成された ストームZ形式の部隊を編成し、 ビロホリフカに向けて突撃させましたが、 ウクライナ軍が撃退しました 攻撃も単調になってきた 可能性があります ●東部　バフムト方面 天気ははれ、 最低気温19度、最高気温33度 今日の天気は、はれの予報 しばらく好天が続きます バフムト方面の戦況についてお伝えします 位置情報付きの映像によると、 バフムトの北の オリコヴォヴァシリフカの 高速M03号線の付近では、 双方が陣地を構築し、 目の前の近い距離で 相手に砲撃をおこなっています ウクライナ軍が構築した 陣地のある場所を、 係争地からウクライナ軍の奪還地として 戦況図を更新しました それ以外では、 この方面では攻撃は限定的で、 戦況に変化はありませんでした ウクライナ軍の参謀本部によると、 ロシア軍はボホダニフカの北、 クリシチフカの北と南、 ビラホラ、 ジェルジンスクで攻撃をおこないましたが、 これらの攻撃はウクライナ軍が 撃退したと報告しています ●南東部　ドネツク州 この方面でもロシア軍の攻撃は低調で、 ロシア軍の攻撃はノヴォカリノヴェ、 アウディーイユカ、 クラスノホリフカ、 マリンカで報告されましたが、 戦況に変化はありませんでした ●南部　ザポリージャ州 メルトポリのこの日の天気ははれ、 最低気温23度、最高気温35度 今日の天気は、はれの予報 日曜日に気温のピークとなりますが、 その後も最高気温が30度を 超える日が続きます ドネツク州の西部から、 ザポリージャ州にかけての 戦況についてお伝えします ○ヴェルカノボシルカ方面 今日はロシア軍が失った陣地を 回復しようと攻撃を仕掛け、 ロシア軍はウロジャイン、 プリウトネに攻撃を仕掛けましたが、 これらの攻撃は ウクライナ軍が撃退しました 戦争研究所の分析によると、 ロシア軍の第7空挺師団は、 オリヒウ、 スタロマイオルスク、 ウロジャインに分かれて 展開していることから、 空挺部隊が分割されて 戦線に投入されていると指摘し、 ロシア軍の予備戦力が 不足していると指摘しています また、プリウトネでは、 ウクライナ軍は プリウトネの包囲に向け、 東側の郊外を攻略しています ウクライナ軍の第31機械化旅団は、 戦況図の場所付近で ロシア軍陣地の掃討作戦に入り、 プリウトネのすぐ北で ロシア軍の弾薬庫を発見し、 撃破しました この部分をロシア軍の占領地から 係争地に戦況図を更新しました ○フィリヤポレ方面 この方面でも ウクライナ軍の作戦が続いています 複数の情報を総合すると、 ウクライナ軍の第102旅団は ドロズニヤンカの西の水路沿いに進軍し、 ザヒルネと コスチャンティニフカを結ぶ、 ロシア軍の防衛線に到達し、 到達した範囲を 拡大させている可能性があり、 この部分を係争地と ウクライナ軍の奪還地として 戦況図を更新しました ウクライナ軍は、 ロシア軍の防衛線の弱点は、 川にあることを発見したのかもしれません 地図を少し引いて説明すると、 この水路はポロフィーの町を通っていますので、 このまま南下すれば、 ポロフィーの町に到達できることになります また、衛星画像を確認すると、 ドロズニヤンカの東でも、 ロシア軍の砲撃の跡があり、 ここ1ヶ月半の間に ウクライナ軍の第78大隊が浸透を図り、 ロシア軍の防衛を 後退させていることが判明したため、 その部分を係争地と ウクライナ軍の奪還地として 戦況図を修正しました ロシア軍の占領するドロズニヤンカは 突出部となり、 不安定な状態となっています ○オリヒウ方面 この方面では、 ノヴォポクロフカから ロボチネを中心に 激しい攻防戦が続いています ロシア軍はこの方面で 作戦遂行に必要な弾薬か、 予備兵力が底をつきつつある 可能性があり、 ゆっくりですが ウクライナ軍が連日前進しています 1番目 いくつかの情報を総合すると、 ウクライナ軍は ノヴォポクロフカの西側で ロシア軍を後退させることに成功し、 支配を確立させた可能性が高く、 その一部を奪還したとして 戦況図を更新しました ノヴォポクロフカは、 反転攻勢の開始当初は ロシア軍がウクライナ軍を寄せ付けず、 逆に反撃して占領地を拡大させていましたが、