【5月31日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
クリミア大橋ではウクライナ軍の水上ドローンが2隻の艦船に襲いかかった模様です
0:00 はじめに
1:30 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:31 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
2:41 「プーチン宮殿」狙われ炎上 自慢の核シェルターも丸焼けか
3:14 ロシア核恫喝 デンマーク「F-16ロシア国内攻撃OK」で応じる
3:37 アメリカも方針変更「ロシア国内攻撃OK」
4:39 クリミア攻撃ロシア艦7隻沈没・損傷
5:16 ウクライナ各地域の戦況
5:33 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
7:07 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
8:31 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
10:44 後方地域の爆発炎上事件
10:57 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
15:29 ロシア正教会「ロシア兵は死なない 必ず復活する」キャンペーン
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
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●英語版
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■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
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みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから827日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1160名
戦車10両
装甲戦闘車22両
砲35門
多連装ロケット1両
ドローン22機
その他車両64両
となっています
戦線全体で一日で102回の地上戦の報告がありました
そして、視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対9.7で、
ウクライナ側の損失数に比べ、ロシア側はその9.7倍になります
ロシア側の損失は戦車、
歩兵戦闘車、
バイクが多く、
反対にウクライナ側は戦車が目立ちます
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
プーチン大統領の住む宮殿が火災で焼失しました
ロシアのテレグラムチャンネルによると、アルタイにあるプーチン大統領の宮殿兼地下シェルターとそっくりな建物が火災になり、画像では建物全体から激しく炎が上がっているところが確認できます
当時プーチン大統領がこの場所にいたかどうかやロシア当局からの公式発表はなく、火災の原因などは不明です
2番目
ロシアの駐デンマーク大使が「F16はロシアが核の脅威とみなし、とんでもない結果が起きる」と述べましたが、
その後デンマークのラスムセン外務大臣とフレデリクセン首相は相次いで、「(来月にもウクライナに供与する)F16でロシア領内の目標を攻撃できる」と発表しました
3番目
またポリティコがアメリカ当局者3人と事情に詳しい人物二人に取材して伝えるところでは、バイデン政権は従来の方針を転換し、アメリカが提供した武器を使用してロシア国内に攻撃することをウクライナに許可しました
この許可は秘密裏におこなわれたほか一定の条件がつけられ、
「ハルキウに向かうロシアのミサイル、ロシア国境に集結している軍隊、ウクライナに爆弾を発射するロシアの爆撃機をアメリカ兵器で攻撃でき、
反対に民間インフラへの攻撃、ロシア国内の奥地にある軍事目標の攻撃はできない」というものです
従って、パトリオットでハルキウに向かうミサイル、滑空爆弾を投下しようとするロシア航空機をロシア領内で撃ち落とすことや、
HIMARSのミサイルやM777などの榴弾砲でロシア国境付近にいるロシア軍集結地を攻撃することができるようになりました
4番目
昨日お伝えしたクリミア大橋での攻撃で、7隻のロシア軍の船が損傷または破壊された可能性があると地元のテレグラムチャンネルが伝えています
それによると、攻撃は少なくとも地対地ミサイルのATACMSと水上ドローンのシーベイビーが使われ、
2隻のフェリーが損傷、うち1隻は座礁、乗組員3人が負傷
またKS701輸送揚陸艇4隻が損傷し、「メヒタ」という名前の船が沈没したと伝えています
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面でフルスクリーン表示に
していただくと、日付とともに
追いかけることができます
●北東部 ハルキウ方面
ロシア軍がハルキウの国境線沿いに
侵攻してから19日になりました
ハルキウの天気はくもり
最低気温14度、最高気温27度
今日の天気予報は、はれとなっています
この方面でロシア軍は7回の攻撃をおこないました
○ボフチャンスク方面
ロシア軍はこの方面の攻撃を強化しようとしていて、
第6混成軍から4個から8個の大隊レベルの予備軍を
準備しているとの情報があります
ロシアの軍事ブロガーは、
空中には多数のドローンが存在して監視しているため、
双方が小グループで活動せざるを得ないと指摘しました
戦況図ではボフチャンスクでは戦況図に変更は
ありませんが、
家1軒単位の市街戦となっています
位置情報つきの映像によると、
地図で示したゾフトネヴァ通りの住宅で
ロシア軍とウクライナ軍の接近戦があり、
ロシア軍が排除されました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
リュート歩兵旅団のもので、
地図の家で市街戦となっている様子の一部となっています
戦況図に変更はありません
そのほかのロシア軍の攻撃もウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクからチャシフヤール方面の戦況について
お伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で13回、
スバトベ・クレミンナ線で5回、
シベルスク周辺で少なくとも2回、
チャシフヤール周辺でも
地上戦の報告がありました
○チャシフヤール方面
この方面でロシア軍はチャシフヤールの占領に向けて
作戦行動をおこなっています
ロシア軍はカナル、
イワニフスケ、
クリシチフカ、
アンドリフカ、
クルデュミフカで攻撃をおこないました
ロシア軍は北のカリニフカに
第200自動車化ライフル旅団を配置し、
カナルの正面には第98空挺師団を配置して
次の攻撃の準備をおこなっている模様です
また、クリシチフカの南の地図で示した場所で
ウクライナ兵が歩いているところの映像があり、
この場所がウクライナ軍の支配下にあることが
確認できます
結局この方面でロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更のある情報はありませんでした
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします
○アウディーイウカ方面
ロシア軍はこの方面で様々な方向に9回
攻撃をおこないました
そのうち最近戦況の変化のあるネタイロヴェでは、
位置情報つきの映像によるとロシア軍が前進し、
地図で示した場所で歩兵を展開させたMTLB装甲戦闘車が
ウクライナ軍の攻撃にあい、
煙を出して停止していて、
ロシア軍がこの場所まで前進したことが
確認できます
ご覧いただいているのは地図で示した場所の
様子となっています
この場所までロシア軍が前進したとして
戦況図を更新しました
それ以外にはロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありません
○マリンカ方面
○ベリカノボシルカ方面
1番目
パラスコヴィイフカとソロドケの間の平地では、
位置情報つきの映像によるとロシア軍が
地図で示した場所で作戦行動をおこなっていて、
この場所をロシア軍が支配していることが
確認できます
この場所を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
面積は1.6平方キロほどになります
2番目
またソロドケの西では、
ロシア軍の車列が前進しているところが確認でき、
この場所がロシア軍の支配下にあることが確認できます
ご覧いただいているのは
地図で示した場所の様子となっています
こちらもこの場所までロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
それ以外のクラスノホリフカ、
ウロジャイン、
スタロマイオルスクなどでは、
ロシア軍の攻撃はウクライナ軍が撃退し、
ロシア軍の前進は確認されませんでした
●後方地域
冒頭のニュースでお伝えした
クリミア大橋での攻撃以外には、
占領地のルハンスクで
詳細不明の爆発の報告がありました
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍はヴェルボヴェ、
ロボチネ、
マリ・シェルバキに攻撃を仕掛け、
ヘルソン方面では、クリンキーとネストリハ島付近で
攻撃を仕掛けましたが、
これらの攻撃はウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありません
、
■その他
昨日の動画の最初でもお伝えしましたが、
ロシア国内向けに、
「特別軍事作戦に参加した兵士は死なない、
死んだように見えても復活して生き返る」
というプロパガンダがおこなわれています
例えばロシア正教会は特別軍事作戦で
瀕死の兵士を次々に生き返らせているとのことです
26歳のイワノフはウクライナの前線で負傷し、
内臓をすべて破壊され、
手術中の甲斐もなく死亡したとされましたが、
そのとき彼のもとにロシア正教会の聖人が現れ、
「まだ早いよ」と言われた瞬間
復活して目を覚ましたとのことです
イワノフは早速司祭から
セルゲイという名前の洗礼を受け、
ロシア正教の教えを請うことにしました
記事によるとロシア正教会には
このような話が数多くあり、
ウラジミロフ大司祭の下には
「死を克服するキリストの勝利についての話」が
続々と寄せられている」とのことです
またキリル総主教は装甲車に乗り、
「人生は永遠である大胆に行動してください」
と語りかけたとのことです
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました