バドミントンの男子シングルス元世界ランク1位で、東京五輪代表の桃田賢斗(29)=NTT東日本=が18日、都内で会見し、国・地域別対抗戦のトマス杯(27日開幕)を最後に日本代表を引退すると発表した。競技活動は継続する。
NTT東日本の川前直樹監督とともに臨んだ会見で、「2020年の1月の交通事故から、苦しいこともたくさんありましたし、自分の中で思うようなプレー、試行錯誤してやってきたつもりではいたんですけど、気持ちと体のギャップというか、そういうものが続いていく中で、このまま世界一を目指そうというところにはいけないと判断した」と説明した。
選手としての競技活動そのものは継続する。「自分が動けるうちにジュニアの選手だったりバドミントンの競技をしている人たちともっともっと羽をうつ時間が欲しい」と普及や競技の魅力発信にも取り組んでいくとした。
桃田は東京五輪前の2020年1月に巻き込まれた交通事故の後に感じていた体の不調や葛藤、自身の不祥事で受けた処分後にも応援してくれた人たちの存在など、これまでのキャリアを言葉を噛み締めるように振り返っていた。
【インデックス】
0:00 ダイジェスト
0:49 桃田から挨拶
1:20 代表引退を決めたきっかけ
2:30 体がついていかないと感じたのは
3:57 決断した具体的な時期は
5:57 代表活動を振り返り感じることは
7:34 印象に残る試合・大会は
7:57 その理由は
9:36 処分から復帰した後の心境の変化
11:12 自身にとって日本代表とは
11:51 今後の活動について
13:07 後輩へメッセージを
14:02 事故後も代表活動を続けられた理由は
(陣内貴美子さんからの質問)
15:45 東京オリンピックはどんな舞台だったか
16:48 最後のトマス杯はどんなプレーを見せたいか
17:46 なぜトマス杯を最後に選んだか
19:08 パリ五輪の選考レースにどんな心境で臨んだか
20:25 故郷・香川への思いは
21:31 代表でのタイトルを振り返り
23:16 事故後の葛藤で成長したことは
24:32 自分にしかできないと思うプレーは
27:06 中学・高校を過ごした福島県への思い
30:19 代表を辞めるか否かの心の動き
32:47 2020年の事故をどう振り返るか
34:25 オリンピックとはどういう舞台化
35:39 福島県はどんな存在か、今後どう関わりたいか
37:36 海外の選手に代表引退を伝えたか
38:00 今後プライベートでやりたいこと
38:44 最後に桃田からメッセージ
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