長崎原爆資料館では、2020年度からの2年間に新たに寄贈された資料を初公開する『収蔵資料展』が行われています。『収蔵資料展』で展示されているガラス片は、三菱兵器大橋工場で被爆した当時14歳の女学生・立川裕子さん、本人から寄贈されました。
立川さんは全身に100カ所ものガラス片を受け、展示されているのは1949年に、自身のまぶたから摘出されたものです。『収蔵資料展』では2020年度と2021年度に寄せられた日記や絵など、およそ45点が展示されています。また、爆発の威力を測定するため、原爆と共に投下された『ラジオゾンデ』の中に入っていた手紙は、アメリカの物理学者アルバレース博士が、アメリカ・カリフォルニア大学で同僚だった嵯峨根博士にあてたもので『指導者に即時降伏を働きかける』よう訴えています。物言わぬ語り部、長崎原爆資料館の『収蔵資料展』は7月3日までの開催です。
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