北九州市若松区の海岸に、生物の死骸とみられるものが漂着しました。その正体は?
近くに寄ると臭さを感じます。体の一部が風船のように膨れ上がっていて、近づくとマスク越しにも生臭さを感じます。
海に浮かぶこちらの物体。実は#クジラ の死骸でした。
14日午後、関門海峡の航路上で見つかり、潮に流されながら、北九州市若松区に漂着しました。
体長は約8メートル。サッカーゴールの横幅ほどの大きさです。
釣りに来ていた男性は「何であんな大きいブイがあるんと思った。クジラって見たことないし」。
クジラの種類は?風船のような膨らみは一体??
日本鯨類研究所顧問の加藤秀弘さんは「消去法でいけば、ツノシマクジラかなという感じです。頭の上の方に大きな袋があるんですけど、あれは実は舌なんですね。内臓にメタンガスが発生して、食道を経由して、舌を押し上げて風船のようになっている」と分析します。
現在、流されないようにロープで固定されていて、北九州市港湾局が、処理方法を検討しています。
#爆発