自宅で高齢女性が死亡していた事件で、長男の弁護士が逮捕されました。傷害致死の疑いで逮捕されたのは、東大阪市に住む弁護士の高田豊暢容疑者（５８）です。 　高田容疑者（５８）は５月１２日から２０日にかけて、東大阪市の自宅で母親の悦子さん（当時９４歳）に頭突きするなどの暴行を加え、死亡させた疑いがもたれています。 　警察によりますと、悦子さんの全身に打撲痕が見つかっていて、死因は外傷性くも膜下出血や脳挫傷による「多発外傷」でした。高田容疑者は、逮捕前の事情聴取で「介護サービスを受けて欲しいと言ったが噛み合わず、口論になっていた」と話していたということです。 　警察の調べに対し高田容疑者は、「数々の傷は私の暴力によって負ったものだと思います」と容疑を認めています。