映画『ラプチャー 破裂』(2017)
謎の集団に拉致監禁され、被験者が最も嫌いな物を与え続ける実験を強いられる女性の姿を描いたホラー。
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映画『ラプチャー 破裂』
劇場公開日:2017年6月3日 102分
原題 Rupture
《作品紹介》
「ミレニアム」シリーズ、「プロメテウス」のノオミ・ラパス主演によるSMホラー。
《あらすじ》
クモが嫌いなシングルマザーのレネーは、知らない男たちに拉致され不気味な隔離施設に連れていかれる。そこで目を覚ました彼女は、被験者が最も嫌う物を与え続けるという異様な人体実験の被験者にされてしまう。拘束されて体を動かすことができない中で、執拗なクモ責めを受けるレネー。恐怖と絶望のうちに、彼女の肉体は思わぬ変化を見せ始め……。
《キャスト》
ノオミ・ラパス
ピーター・ストーメア
レスリー・マンビル
《スタッフ》
監督 スティーブン・シャインバーグ
製作 スティーブン・シャインバーグ
《レビュー》
わけも分からず、突如拉致られ、隔離された謎の施設で、その人の一番怖いものを被験体に浴びせ、極限の恐怖を繰り返し与えられ、乗り越えさせようとする謎の実験。
"ラプチャー"は、サブタイトルの"破裂"という意味で、中にあるものが何かを破って外に噴出する系"破裂"のイメージ...。エイリアンが腹を突き破って出てくる...そんな物語りでシーンがあるのかと思っていた。物語のキーワードはこれだと思うのだが、実際に破裂するわけでは無い。
ヒロインが、スカイダイビングをして自分の意識を変えたいという、一種の"破裂"願望を抱いているという設定が、あとからじわじわ効いてくる。
とにか彼女の拉致監禁犯たちの目的は何なのか、彼女はどうやって逃亡を試みるのか、2つのドラマが同時進行していくのが、見どころかと。
“嫌いなものを与え続ける”という恐怖の実験台にされた主人公が辿る運命に、思わずハラハラさせられるが、設定も展開も説明不足でツッコミどころが満載だった。
終わり方が唐突で、一風変わった作品であることは間違いないし作品は面白かった。気になった方は是非。...といいたいところだが、クモのシーンが多めです。
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