映画『感染家族』(2019)
田舎町でパンデミックが起きるまでを描いた、新感覚ゾンビサバイバルパニック
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映画『感染家族』
劇場公開日:2019年8月16日 112分
原題 The Odd Family: Zombie on Sale
《作品紹介》
ゾンビを題材にしたホラーコメディー。崖っぷちに立たされた一家がゾンビを使って金儲けを始めたことから、田舎町でパンデミックが巻き起こるさまを描いた新感覚のサバイバルパニック。
《あらすじ》
パク一家は、さびれた田舎のガソリンスタンドで生活していた。ある日、父のマンドク(パク・イナン)が突如現れたゾンビ(チョン・ガラム)にかまれ、なぜか若返る。マンドクは、息子のジュンゴル(チョン・ジェヨン)とミンゴル(キム・ナムギル)、娘のヘゴル(イ・スギョン)ら一家全員でゾンビを利用した若返りビジネスを始めることを思い付く。
《キャスト》
キム・ナムギル
チョン・ジェヨン
オム・ジウォン
《スタッフ》
監督 イ・ミンジェ
脚本 イ・ミンジェ
撮影 チョ・ヒョンレ
《感想・評価》
目の付けどころが面白い。中年のオッサンが若者と呼ばれる、日本と同じく高齢化の深刻な韓国の田舎で、貧困家庭の隠居老人がゾンビに噛まれてしまうものの、なぜかゾンビ化せず精力ビンビンに若返ってしまう...。
これを見た家族は一獲千金のチャンス!とばかりに「ゾンビビジネス」を開始。村中の老人やオッサンが若返りを求めて殺到するのだが、やがて阿鼻叫喚のゾンビ大パニックが引き起こされてしまう。
ゾンビ映画と聞くとハラハラドキドキ、胸を高鳴らせる展開を予測するが、今作はコメディに振り切った展開が魅力である。
偶然にも一家で遭遇した不老不死の男の正体にいち早く気付く次男。彼が製薬会社をクビになっているという設定や、亡き母親の存在の使い方が憎い。
そもそも、仮死状態でありながら人を襲う驚異的な存在のゾンビを「若返り薬」として使う時点で変だとは思わず、金儲けにむかうとは。
貧しいさからくる、まさに窮すれば鈍するといえる。貧困と無知ゆえにモラルを失った人々の愚かさを痛烈なブラックユーモアで笑い飛ばしつつ、後半は極限状態における普遍的な家族愛やヒューマニズムが問われていく。韓国映画だけあって、笑いも恐怖も感動も手抜きがない作品だった。
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