飲酒運転撲滅の願いを込めたモニュメントが福岡・糸島市に建てられ、22日、除幕式が行われました。
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糸島市で行われたモニュメントの除幕式には、飲酒運転事故の遺族など約140人が集まりました。
モニュメントのモデルとなった女性は、1999年、飲酒運転により命を奪われた糸島市出身の大庭三弥子さん(当時21)です。
また、しば犬の像は、2011年、福岡・粕屋町の事故で犠牲となった高校生の山本寛大さんが飼い、その後、飲酒運転撲滅のPR活動をした「こゆき」がモデルとなっています。
このモニュメントは糸島市や警察、遺族などが飲酒運転撲滅の輪が広がってほしいと企画したもので石碑には犠牲者を悼んで「君たちを忘れない」と刻まれました。
ここでは、三弥子さんの父親で飲酒運転撲滅を訴え続けている大庭茂彌さんが、被害者家族の心のよりどころとして、ひまわりを植え続けていました。
■大庭茂彌さん
「飲酒運転は本当はゼロ(にできる)けどゼロじゃない それはみんなの力でなくしていかないといけない」
大庭さんは今後も「命をつなげる」活動を続けていきたいとしています。
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