今回は2月22日に発売されたシリーズ二作目「クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』」のクリアレビューとなります。このチャンネルでも何度も紹介しているように、個人的に前作や『ぼくのなつやすみ』シリーズの綾部和さんのファンということもあり、どのような続編に仕上がっているのか期待半分・不安半分な心持ちでした。
結論から言うと、前作と比較してお使いや作業といった要素が強くなったことで『ぼくのなつやすみ』に求める「スローライフ感」は薄くなっており、ユーザーが求める体験とは異なっている面はあります。とはいえ、グラフィックの強化や、有機的に進行するクエスト、リニアなシナリオなど続編として確かな力強さがあり、「クレヨンしんちゃん」のゲーム化作品として申し分ない一作に仕上がっていたように思います。
それでは詳しいレビューに入っていきましょう。
【目次】
00:00 序文
00:52 「クレヨンしんちゃん『炭の町のシロ』」とは
02:30 「炭の町」での不思議な冒険
・リニアなゲーム進行
・可視化された「おつかい」への変化
06:26 新たな試み「炭の町」とその課題
08:19 少々魅力に欠けるキャラクター
09:38 シナリオとストーリーテリング上の課題について
11:39 結語
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