6月30日に施行される改正道路交通法で「あおり運転」が厳罰化されますが、依然悪質なドライバーは後を絶ちません。
6月北海道札幌市内で約3キロにわたって続いたあおり運転。その一部始終です。
撮影者:「すごいね」
6月6日、北海道札幌市内で撮影された映像。前を走る白い軽乗用車が信号もない道の真ん中でブレーキをかけているのがわかります。さらに…
撮影者:「こっち(左車線)いったら、こっち来そうじゃない?狙ってる狙ってる」
撮影者の車が車線を変更すると、前をふさぐように白い軽乗用車も左車線へ。
その後、まっすぐな下り坂を進み続ける軽乗用車。カーブへさしかかった次の瞬間…
「キキーッ」
いきなりブレーキをかけ急停車一歩間違えば追突してしまうところでした。
その後、赤信号になり軽乗用車の横に車を止めると・・・・
なんと運転手の男はピースサイン。さらに少し車を前に出し、挑発するかのようにもう一度ピースサイン…
信号が青に変わり発車すると、軽乗用車は撮影者の車の後ろにつき、車間距離を詰めて後を追ってきました。
撮影者:「カーチェイスじゃないですけど、一人で暴走している感じですね。ちょっと普通じゃないなっていうのはありました」
撮影者があおり運転を受ける前にも、他の車に対してあおり運転を行っていたという白い軽乗用車。
信号で撮影者の車が軽乗用車の後ろに停車すると、そこからあおり運転が始まったといいます。
撮影者:「青信号になっても発進しなくて通行を妨げていて、発進しないのはちょっとおかしいよねって。ドライブレコーダーがついていなかったので、身を守るために撮ったという感じですね」
撮影者によりますと、軽乗用車のあおり運転は約3キロにわたって続いたということです。