新年度がスタートした4月1日、県や県警、各市町村、企業などで新規採用者への辞令交付式や新組織の発足式が開かれました。期待を胸に新たな一歩を踏み出した社会人らは引き締まった表情で式に臨み、首長などから「積極的に挑戦を」とエールが送られました。
過去最多330人が入庁した県庁では、新採職員が辞令交付式に臨み、県勢発展の思いを胸にスタートを切りました。入庁したのは18~56歳で、男性161人、女性169人。女性の割合は51.2%となり2013年度以降で最も高くなりました。
式では、女性活躍・県民協働課に配属された鮏川友一さん(22)と観光誘客課配属の塚田芽久さん(22)が新採職員代表で登壇。「全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行する」と宣誓しました。
大井川和彦知事は「県民や地域にとって何が大事なのか、本質を見極めてほしい」と強調。仕事のポイントに「挑戦」「スピード」「選択と集中」を挙げ、「新たなチャレンジを積極的に行って羽ばたいてほしい」と期待を寄せました。
塚田さんは「韓国語の特技を生かして観光行政に携わっていきたい」と抱負を語りました。