台湾で頼清徳政権が発足してから、6月20日で1カ月になる。中台は対等な立場で「互いに隷属しない」との就任演説に中国は猛反発。習政権は頼総統を「台湾独立分子」とみなし、化学製品など134品目の台湾輸入品に対して関税の優遇を停止。経済的な締め付けを強化した。
内科医から政界へと転じ、新総統に就任した頼清徳氏。これまで台南市長、行政院長(首相)、副総統などを歴任し、「親日派」としても知られる。頼氏の人物像から見えてくる今後の中国との関係とは?
ゲストは2008年から頼氏と親交を持ち台湾政治が専門の東京外国語大学名誉教授・小笠原欣幸氏と、中国政治が専門の学習院大学教授・江藤名保子氏。中国による台湾への圧力はエスコレートしていくのか?中台関係の今後を議論。
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