8日は湿った空気の影響で九州や沖縄では雨が降り、気象庁は九州南部が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。一方、近畿から北海道では青空が広がり、大阪では今年初めて真夏日になりました。
■近畿~北海道で青空 7月並み暑さも
プールに飛び込みたくなる暑さです。気温が27℃を超えた愛知県蒲郡市。列島は8日、600以上の地点で夏日となりました。札幌は7月下旬並みの暑さ。日差しが注ぐ大通公園によさこいの祭りばやしが響きます。
27℃超えの暑さのなか、富山市では大小100体のティラノサウルスが爆走しました。
参加者
「サウナスーツみたいな感じで待機時間もすごく大変でした。でも最後勝てて良かったです」
仙台の上空を飛ぶブルーインパルス。地上では伊達政宗が暑さのなか、集まった人々をねぎらいます。
東日本大震災からの復興を願って、青森のねぶた祭りなど東北6県の夏祭りが一堂に集まる「絆まつり」。混み合う観覧席からは熱い声援が飛んでいました。
東京都心は午前9時すぎに25℃に達し、今年、最も早い時間に夏日になりました。
レトロな街並みが残る、谷中銀座商店街。行列ができていました。
都内から来た人
「暑くなってきたからかき氷」
小田原から来た人
「(Q.小田原から時間をかけて来た?)ずっとおなかをすかせて来ました」
恋しくなるのは、やはり冷たい食べ物。天然の氷を使った、大きなかき氷。メロン味が人気です。
小田原から来た人
「めっちゃおいしい!本当のメロンみたい」
暑さのせいか、8日はいつも以上の忙しさだといいます。
ひみつ堂店長 大坂早希さん
「GW以来、一番多いかな。(午後2時の時点で)500杯超えてきたくらい」
暑さ対策が必要なのは、人だけではありません。夏に向けヒツジも衣替え。毛刈りの時期です。でも、ヒツジは嫌そう。なかなかいうことを聞いてくれません。
2人がかりでようやく移動させ、毛刈りを進めていきます。ところが、もう涼しくなったのか、逃げ出してしまいました。
牧歌の里スタッフ
「(夏は)30℃を超える。ヒツジが熱中症になったり体調を崩してしまう(予防)」
一方、のどかな田園地帯に現れたのは、華やかな衣装を身に着けたウマです。岩手の初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」。農作業を手伝うウマをねぎらう江戸時代から続く伝統行事です。
青森から来た学生
「楽しかったです。きれいでした」
「地元にこういうイベントがないので」
■九州南部で梅雨入り 平年より9日遅れ
そろそろ迎える雨の季節。ようやく梅雨入りしたのが九州南部。平年より9日遅れました。
西日本は9日にかけて大雨になる恐れがあり、注意が必要です。
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