<作品情報>
作品名:ある一生
作品情報ページ:https://www.cinemacafe.net/movies/35151/
【解説】
原作であるローベルト・ゼーターラーの同名小説(新潮クレスト・ブックス)は、世界40か国以上で翻訳され160万部以上発行、ブッカー賞最終候補にもなった作品。
“世紀の小説” “小さな文学の奇跡”などと評された原作を忠実に、かつ美しい情景と共に視覚的に見事に映画化した本作は、激動の20世紀の中、80年にわたって暴力、戦争、貧困に耐えなければならなかったアンドレアス・エッガーの孤独な苦難の人生を描いている。しかし、そんな名もなき男の人生の中にも幸福な瞬間と大きな愛があり、エッガーは自分の人生を受け入れ、無骨に生き抜いていく。
アンドレアス・エッガーは時代ごとに3人の俳優が演じている。青年期を新人のシュテファン・ゴルスキー、老齢期を性格俳優のアウグスト・ツィルナー、幼少期を新人のイヴァン・グスタフィクがそれぞれの年齢で非常に説得力を持って演じた。
その他、アンドレアス・ルスト、ユリア・フランツ・リヒター、マリア・ホフステッター、トーマス・シューベルト、マリアンネ・ゼーゲブレヒト、ロバート・スタッドローバーらが脇を固めている。
監督は、『ヒランクル』(03)、『アンネ・フランクの日記』(16)のハンス・シュタインビッヒラー、脚本は、『マーサの幸せレシピ』(01)のウルリッヒ・リマー。
2024年7月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
配給元:アット エンタテインメント
©2023 EPO Film Wien/ TOBIS Filmproduktion München