仕事や育児で忙しいと、自分の身体のことは後回しになりがち。
でも近年は「乳がん」など、女性に特有の病気が増加傾向にあり、やはり検診が大切です。
人間ドック、生活習慣病など、幅広い検診が受けられる、盛岡市の「いわて健康管理センター」を取材しました。
女性に特に受けてほしい検診は主に2つ。
女性に最も多い“乳がん”の検診と、初期にはほとんど症状のない“子宮頸がん検診”。
病気に対する注目度は高い一方で、検診を受ける人の割合はまだまだ低いのが現状です。
特に“乳がん”は近年、日本人女性に増えていて、11人に1人がかかるともいわれています。
いわて健康管理センターでは、女性に特化した検診は1時間ほどで済みます。
乳がん検診は、超音波検査とマンモグラフィの2種類の方法があります。
乳腺は女性ホルモンの影響を受けていて、年齢によって乳腺の密度が変化していきます。
マンモグラフィは40歳以上の方、超音波検査は20歳代~30歳代の方にオススメしています。
婦人科の部屋では子宮頸がん検診を行います。
子宮頸がんは初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
今若い世代に急増しています。
この子宮頸がん検診は細胞を直接採取して検査をするため、がんになる前の前がん状態で発見できるので、早期の治療につながります。
乳がん検診、子宮がん検診ともに是非定期的に受けていただいて頑張っているご自分の体と向き合う機会にしていただきたいです。