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00:00 OP
03:25自助会の治療効果
️04:46対面とオンラインの違い
️06:44運営上での課題、対策
08:16運営費
️12:35人員
13:28カルチャーを作っている
️17:28本日の宿題
本日はメールに来ていた質問に答えてみます。
こういう企画もやってみようかなと思います。
せっかくなので、やってみようかなと思います。
個人情報も入ってるので伏せて動画を録ります。
益田先生こんにちは。
私は〇〇〇と申します。
学生さんですね。
益田先生に、現在感じておられるオンライン自助会の治療効果や課題についてお伺いしたくメールいたしました。
現在私は大学の授業で21世紀型互助システムについて検討していて、その中でも私は特にオンラインでの当事者間の自助会の現状と課題について興味を持っています。
調べてみたところ、自助会は依存症の方々やひきこもりの方々、LGBTQ+の方々の自助会が多く、特定の疾患で悩んでいる方の自助会はまだ少ないのではないかと感じています。
また、自助会の多くが対面開催で、オンラインで開催されている自助会が少なく、オンライン自助会について研究した文献などもほとんど無いため、調査に行き詰まりを感じています。
私自身が○○○○ということがありまして…(略)
色々なことがあったか教えてくれました。
悩んでいて、益田先生のYouTubeを非常に参考にさせていただいていました。
また、益田先生が比較的大規模なオンライン自助会を運営されていることから、是非とも益田先生が感じるオンライン自助会の治療効果、対面の自助会とどのように異なるのか、オンライン自助会を運営する上での課題、その対策などについてお伺いできれば幸いです。
現時点で私が考えている課題としては、オンライン自助会の運営費をどのように確保するのか。
益田先生はYouTubeのメンバーシップサブスクリプションで確保しているとおっしゃっているかと思います。
運営する人員をどのように確保するか、匿名性をいかに確保するか、発言しても否定されることなく傾聴される心理的安全性の高いオンライン自助会をいかに作るか、どのようにオンラインで治療効果を高めるのか。
益田先生は、グループセラピーやボランティアなどを取り入れることによって治療効果を高めていらっしゃると考えています。
以上の5点ですが、そのほかにも先生が感じられている課題やその課題を解決するためにしておられる対策などありましたら教えていただきたいです。
お手数をおかけしますが、お答えのほど何卒よろしくお願い申し上げます。
という学生さんからお手紙をいただきました。
一個ずついきましょうか。
◾️オンライン自助会の治療効果
自助会の治療効果ですね。
治療効果についてはどうですかというと、簡単なアンケートを取ると、聞き方にもよりますけど、3~7割くらいの人は感じているのかなというような感じです。
でも主観的な効果なので、客観的にどうかというのはちょっとわかりません。
治療効果があるのはあるでわかっているのですが、治療効果を統計学的に証明することの意義というか、した後に次どうするのか、それを政治の世界に持っていくのか、そういうことまで考えないとデータを取っても古くなるだけで意味がないのでやっていないです。
ただ、これはやろうかなと思ってます。
治療効果はあるのだけど、実際のデータを取っていません。
データをどうやって取るのかは、今、マンパワー不足でやってないんですけど、もしデータを取りたいという人がいたらご協力ください。
僕もできる範囲でやります。
実際今、裏で別の人たちと動いていて、治療効果を測定したり、そういうことも研究でやってみたいなという話は少しずつやっています。
ということでした。
◾️対面とオンラインの違い
対面とどう異なるのか、ということですが、対面開催のものとどう違うかというと、匿名性を維持しやすい、全国から集まることができる。
時間と関係なくできるんです。
テキストコミュニケーションだと時空を超えられるし、色々な人と交流できるし。
すごくマニアックな悩みを、例えば自分の県には同じような病気や同じような境遇で悩んでる人は5人くらいしかいないということがあるかもしれないですよね。
全国に広がったらこれが200人になったりするので、全国から集められるので全然違うということです。
オンラインだと緩やかに繋がっていけるので、2~3ヶ月その会に参加しなくても途切れるということがありません。
なのでハードルは低いのかなと思います。
一方デメリットとしては、問題がある人が時々入ってしまうということです。
重症な人をどうするのかということが大きなポイントで、そのためにプロが入って、僕や中川さんほかみんなでやっています。
弁護士さんも入れて、色々考えながらやっていました。
僕らでどこまでできるのかということです。
重症な人はできません。
入院レベルの人はもちろん無理です。
外来やカウンセリングをガッツリやってる人でも難しいと思います。
ある程度病状が軽い人でないと難しいので、そこら辺の線引きや、その人に退会していただくにあたって、ではどうやって安全に退会してもらうのかということを色々考えながらやっていますし、試行錯誤しているという感じです。
◾️運営上での課題、対策
オンライン自助会を運営する上での課題ということですが、さっきの話と一緒です。
ルール作り、法的なルール、運営サイドのバーンアウトの問題など、言い出したらキリがなくて無限にありますけど、それもまだ本当にやっている最中です。
ルールだったり、法的なルールだったり、バーンアウトの問題だったり。
どのような人たちが患者さんとして多いのか。
そういう人たちが集団になったときに、集団としての狂気はどんなものなのか。
集団としてヒステリーになってしまったり炎上しないために、どういう風に介入していくのが良いのかということを日々やってます。
そう言うとすごく難しそうですけど、いわゆる教科書に書いてあるようなことです。
公認心理師や医師の国家試験、そのレベルのことです。
そのレベルにあるような一般的な試験に出てくるようなレベルのことを真面目に一個ずつ丁寧に淡々とやっている感じです。
これが上の4つですね。
続けていきます。
◾️運営費
運営費をどう確保するのかというのは、基本的にはYouTubeのサブスクリプションを使ってます。
自分たちでお金を集めたり返金するなどはやはり難しくなります。
お金の管理はとても疲れるし、そこでマンパワーを割かれるのが嫌なので、YouTubeのサブスクリプションを使ってます。
手数料も結構かかってしまうので、他のオンライン自助会やオンラインサロンのサービスを使ったらもっと手数料が下がりますよとか、あと自分たちでやることも考えたんです、カード会社を登録すると、手数料が数パーセントまで落とせるので。
オンラインサロンでも西野さんのところが自分でやってますよね。
そういうパターンもいいかなと思ったし、ホリエモンさんだとDMMの会社を使うし。
YouTubeのサブスクリプションでやろうと思うと手数料かかってしまうので、本当は何かよくないのかなとは思ったりもしますけど。
安全性の確保と、あと僕ら自身がYouTubeを使わせていただいてると思っているので、あくまでYouTuberとしてやってるという僕の中のなんとなくイメージがあって、YouTubeのサービスを今後も使いたいので、YouTubeにお金をちょっと払ってるという感じです。
クラファンとかしないんですか?
起業からスポンサーを求めないんですか?
国の支援を受けないんですか?
そういう意見もよくもらうんですけど、企業サイドの話をすると、企業スポンサーは入れたいとは思ってるんです。
ただある程度大きい企業じゃないと難しいというかなと思っているということです。
別に中小企業が悪いとかそういうわけじゃないんですけど、ある程度大きい企業からじゃないと、広告が強すぎて良くないなと思っているので、企業の色が出すぎてしまうので、お断りしなければなと思っている。
クラファンや国からの支援だと単発になってしまうんです。
今年はもらえた、今回はもらえた、みたいな形になって、安心して人を雇用するということが難しいなと思っていて。
例えばこれをしたいから、記念のイベントをやりたい、今回は必要だからこのパソコンを買いたい、そういうのであればクラファンをお願いするかもしれないんですが、基本的にはそういうことだと安定して運営のメンバー、基本的には運営費はほぼ人件費なので、そういう形で人件費を賄うとやはりハラハラしてしまうし、雇う側も雇われる側もハラハラしてしまうので、今年はもらえたなとなってしまうとアレなので、基本的には皆さんのお金できちんとビジネスをして、ビジネスの中でやるということを僕は考えています。
本を出すこともそうですけど、定期的に本を出す、手帳を考えて出す、ワークブックを作ってみる等々は、運営費に充てようと思っているんですけど、それは継続的に売れたりするものなので、自分たちのビジネスとしてやる、そして自分たちが節約できるところは節約する、そういう創意工夫をしながらやらないと、やはりうまくいかないというか。
僕の場合は、僕はとても心が弱いので、易きに流れてしまうので、ちゃんと商売しなくなってしまうかもしれないので、お金をいただくということの意味を考えて、そういう風に僕はやっています。
それがいいか悪いかはまた別ですけど、一応そういう風にやってます。
★動画の文字起こしはこちらのnoteに【全文掲載】されています。
https://note.com/wasemenblog
(文字起こし自体がない動画もあります)