イタリアの災害対策はこんなにすごい
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令和6年2月23日金曜夜10時、第509回のゲストは濱口和久・拓殖大学特任教授・防災教育研究センター長の濱口和久さんです。
元日に発生した能登半島地震は、石川県で最大震度7を記録しました。
16日、石川県は能登半島地震による県内の死者は241人、避難者7491人、家屋被害6万9899棟と発表しています。回の地震では、発災から約2週間経っても、道路の寸断が続き、孤立している集落があり、停電、断水、通信障害なども解消されていませんでした。
濱口さんは産経新聞「正論」欄でこう書いています。
〈避難所に指定されている施設も発災から数日間は停電、暖房がない状態で過ごさなければならず厳しい生活を強いられていた。断水によるトイレ問題も深刻となった〉
〈避難所の環境は阪神・淡路大震災のときからほとんど改善されていない〉(産経新聞「正論」、1月17日)
濱口さんは様々な提言をしていますが、参考になるとしてイタリアの例を挙げています。
〈イタリアでは発災後、政府からその日のうちに「緊急事態宣言」が発出されると、州(自治体)が備蓄してある「テント・簡易ベッド・トイレ」を1ユニットとして、大型トレーラー数台で運ぶ体制が整えられている。テント村(避難所)には遅くとも2日目には簡易ベッドと冷暖房機が設置され、家族単位のテントが展開される。トイレは衛生環境が保たれ、シャワーも完備されている〉(同前)
そして、自衛隊の本来任務は国防であるにもかかわらず、日本は災害時に自衛隊の力に依存していると指摘しています。
濱口さんにイタリアの例を元に、日本の災害対策について今後どうすべきか伺います。
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