2024年5月27日(月)放送分
担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。
名護市呉我区や親川区で1か月ほど前から
リュウキュウイノシシとみられる動物の目撃が相次いでいます。
区内での目撃例は極めて少なく
「ここ40年で初めてだ」と驚く区民もいます。
区では見かけた際に近づいたり
刺激したりしないよう子どもたちに
呼びかけるなど注意を促しています。
目撃されているイノシシは
体長50センチから60センチほどです。
全体的に毛が少なく皮膚が見えている部分もあるということで、
身体的特徴からいずれも同一個体とみられます。
20日午前8時頃に呉我区で目撃した69歳の男性は
「家の外に出たらえさを探している感じでうろうろしていた。
まさかここに来るとは思わなかった」と驚きを口にしました。
また、名護博物館の宮里ひな子学芸員は、
去年、ドングリが不作だったことから
「人里に降りるイノシシが増えているのではないか。
イノシシの数自体が増加傾向になっていると
いう話もある」と語りました。
イノシシを見つけた際の対応について、
県は不用意に近づくことやえさを与えないこと、
ビーチやキャンプ地で出た残飯などのごみは
必ず持ち帰るようホームページで呼びかけています。