11/10(金)公開『花腐し』
栩谷と伊関が酒を交わすシーン。
『花腐し』あらすじ
ピンク映画の監督と脚本家志望だった男。
ふたりが愛した女は、同じ女だった――。
斜陽の一途にあるピンク映画業界。栩谷は監督だが、もう5年も映画を撮れていない。
梅雨のある日、栩谷は大家から、とあるアパートの住人への立ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関は、かつてシナリオを書いていた。映画を夢見たふたりの男の人生は、ある女優との奇縁によって交錯していく。
原作は、第123回芥川賞に輝いた松浦寿輝による同名小説。『Wの悲劇』(84)や『ヴァイブレータ』(03)などを手がけ、日本を代表する脚本家のひとりである荒井晴彦が、数多くの賞を受賞した『火口のふたり』(19)に続く自身4作目の監督作品として選んだ本作で、“ピンク映画界の斜陽”という原作にはないモチーフを脚本に取り入れ、映画作家としての“超訳”に挑んだ。
主人公・栩谷に綾野剛、相対する伊関に柄本佑、そして、ふたりとの奇縁を結ぶ女優・祥子にさとうほなみがそれぞれ扮し、ふたりの男とひとりの女が織りなす、切なくも純粋な愛の物語が誕生した。
出演:綾野 剛 柄本 佑 さとうほなみ
吉岡睦雄、川瀬陽太、MINAMO、Nia、マキタスポーツ、山崎ハコ、赤座美代子/奥田瑛二
監督:荒井晴彦 原作:松浦寿輝『花腐し』(講談社文庫) 脚本:荒井晴彦 中野太
製作:東映ビデオ、バップ、アークエンタテインメント 制作プロダクション:アークエンタテインメント 配給:東映ビデオ
2023年/日本/137分/5.1ch/ビスタ/モノクロ・カラー/デジタル R18+
©2023「花腐し」製作委員会
公式HP:hanakutashi.com Twitter:@Hanakutashi1110