持続可能な農業の実現を目指します。鳥取県琴浦町で新しい堆肥センターが完成し、6月19日に竣工式が行われました。
琴浦町で行われた堆肥センターの竣工式。琴浦町の福本まり子町長をはじめ、建設工事にかかわった関係者、約30人が出席しました。完成した堆肥センターでは肥料の原料価格の高騰が続く中、地域全体での資源循環などを通じ、持続可能な農業基盤の整備を目指します。このセンターの特徴はこのスクリュー式のプラント。従来は重機などを使い、堆肥をかき混ぜていましたが、新設備の導入で人手をかけず作業ができます。また、次亜塩素酸水を活用した脱臭システムも導入しました。この施設では、年間約3300トンの堆肥を製造できるということです。
JA鳥取中央 戸田勲 代表理事
「処理を個人ではなく、我々が集中的に管理してあげて、それを利用した堆肥を製造して当然、管内中心にですね、耕種農家の皆さまにご利用いただく、あわよくば鳥取県内全域でご利用いただけるような商品化をいま進める予定をしております」
持続可能な農業を支えることが期待されるこの施設。7月から稼働する予定です。
(2024年6月19日放送 ニュースevery日本海より)
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