2024年6月13日放送
川崎市は、昨年度に対応した児童虐待の件数を発表しました。前の年度より増え、5200件余りになっています。
川崎市内にある児童相談所や区役所が対応した児童虐待に関する昨年度の相談は5238件で、前の年度より81件多くなりました。
最も多いのは面前DVなどの心理的虐待が2970件、ついでネグレクトが1160件、身体的虐待などとなっています。
年齢別では小学生が最も多く、ついで0歳から3歳未満、3歳から就学前の未就学児でした。
一方、虐待を行っている人は、実母と実父が大半を占めています。 また、川崎市では昨年度と今年度分は国の指針に習い、虐待がなかったと判断されたケースは数に含まない形で統計をとっています。
市の担当者は「たとえ統計の数に含まれなくても、虐待の有無を判断するための周辺調査や聞き取りは、これまで以上に丁寧に行っていく」としています。
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