4-5のビハインドで1アウト 2、3塁
6番ムジークの打球は無人のレフトスタンドへ!
日刊スポーツより編集抜粋:
「チェコの野球見せられた」シーソーゲーム制す
初出場のチェコが、9回に劇的な逆転弾を決め大会初勝利を挙げた。
1点ビハインドの9回表。1死から4番マルティン・チェルベンカ捕手(30)が四球で出塁。5番マチェイ・メンシク外野手(30)が二塁打でつなぎ1死二、三塁とすると、6番マルティン・ムジーク選手(26)が左翼ポール際に逆転3ランを放った。
一塁側のチェコベンチは選手総出で大盛り上がり。スタンドも決して大人数ではない中、声を張り上げ攻撃を盛り上げた。その後、さらに1点を追加。初回にチェコ先制→7回に中国逆転→9回にチェコが逆転のシーソーゲームを制した。
ムジークは「私の唯一の目標は(欧州予選が行われた)レーゲンスブルクと同じく、走者を進塁させることだと思っていた。打てる球がきたと、思い切りやった」と胸を張った。ハジム監督は「本当に素晴らしい気持ち。世界の舞台でチェコの野球を見せられた」と喜んだ。
総人口が約1000万人のチェコだが、野球人口は約7000人。アイスホッケーやサッカーが盛んで、野球はマイナースポーツという位置付けだ。ただ、ソフトボールは人気がある。
選手はほぼ全員、学生か、野球ではない職業を持っている。この日も2番手で登板したエースのマルティン・シュナイダー投手(37)は消防士。その他、医師や金融マンら、参加全チームで最高の頭脳派が集まっている。日本戦を前に、全員野球でつかんだ1勝。試合後、東京ドームのファンからの拍手は、しばらく鳴りやまなかった。
2023年3月10日
World Baseball Classic 1次ラウンド
チェコ代表CZECH 7-5 中国代表CHINA
東京ドーム
チェコ スターティングメンバー
1番・遊撃 V・メンシク
2番・二塁 ソガード
3番・中堅 フルプ
4番・捕手 チェルベンカ
5番・右翼 M・メンシク
6番・一塁 ムジーク
7番・左翼 エスカラ
8番・DH ジーマ
9番・三塁 フィリップ
投手 ハディサク
中国 スターティングメンバー
1番・右翼 リャン・ペイ
2番・遊撃 ヤン・ジン
3番・中堅 真砂
4番・三塁 チェン・チェン
5番・DH レイ・チャン
6番・一塁 カオ・ジエ
7番・左翼 コウ・ヨンカン
8番・二塁 ルオ・ジンジュン
9番・捕手 ルアン・チェンチェン
投手 チャオ・フヤン
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Czech republic
PITCHERS (14)
Jeff Barto
Tomas Duffek
Lukas Ercoli
Jan Novak
Baltimore Orioles
Filip Capka
Lukas Hlouch
Michal Kovala
David Mergans
Daniel Padysak
Ondrej Satoria
Jan Tomek
Martin Schneider
Marek Minarik
Boris Vecerka Arizona Diamondbacks
CATCHERS (3)
Martin Cervenka
Daniel Vavrusa
Martin Muzik
INFIELDERS (9)
Willie Escala
Jakub Hajtmar
Jakub Kubica
Milan Prokop
Filip Smola
Petr Zyma
Marek Krejcirik
Eric Sogard
Vojtech Mensik
OUTFIELDERS (4)
Marek Chlup
Arnost Dubovy
Jakub Grepl
Matej Mensik