大阪・関西万博の開催期間中に災害が発生した場合、帰宅困難者が最大で15万人に上り、会場からの避難が完了するまでに最長で3日かかる想定が立てられていることが分かりました。
大阪・関西万博をめぐっては、去年12月に台風や南海トラフ巨大地震などを想定した防災基本計画が立てられていて、博覧会協会が詳細を検討しています。協会幹部らによりますと、開催期間中に災害が発生した場合、帰宅困難者は最大で15万人に上り、橋やトンネルを使って避難が完了するまでに最長で3日かかる想定が立てられているということです。
被災者に提供する食事には、各パビリオンの飲食エリアで提供される食品のほか、60万食分を備蓄することを検討していて、大阪府と大阪市に備蓄の積み増しを求めているということです。
計画の詳細は夏ごろにまとまる見通しです。
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