「お中元商戦、がんばるぞ!」「えいえいおー!」と、恒例のかけ声とともに始まった福島県郡山市にある「うすい百貨店」のお中元商戦。
福島県産のモモやコメなど872点のギフト商品がずらりと並ぶなか、特に力を入れて展開するのが、ひんやりと涼しさを感じるスイーツ。猛暑が続く2024年は需要が高まるとみている。
お中元コーナーを訪れた人は「やはり今年は暑いので冷たいもの」「冷たい飲み物とか、夏に食べればおいしそうなお菓子、そういうものをもらったら嬉しい」と話す。
うすい百貨店によると、一件の平均予算は3000円から5000円。物価上昇などで日常の節約志向は強いものの、コロナ禍を経て送り先が減った影響でお中元は「少しだけ奮発」という傾向もあるようだ。
静岡県にいる娘夫婦に贈るという人は「お中元は高くなっていますよね。でも大体決めているから。向こうも待っているみたいだから」と話す。
うすい百貨店・営業推進部の奥野響紀さんは「ぜひたくさんのお品物の中からお選びいただいて、お世話になった方に感謝の気持ちを伝えていただければと思います」と話した。
うすいのお中元コーナーは、8月1日まで開設されている。