超音波システム研究所(所在地:東京都八王子市)は、
超音波洗浄器に関して、
ファンクションジェネレータと超音波プローブを応用することで、
1-100MHz以上の超音波伝搬状態を利用可能にする
超音波制御技術を開発しました。
超音波伝搬状態の測定・解析・評価・技術に基づいた、
精密洗浄・加工・攪拌・・・への新しい応用技術です。
各種材料の音響特性(表面弾性波)の利用により
20W以下の超音波出力で、5000リッターの水槽でも、
対象物への超音波刺激は制御可能です。
弾性波動に関する工学的(実験・技術)な視点と
抽象代数学の超音波モデルにより
非線形現象の応用方法として開発しました。
ポイントは
樹脂と金属の超音波伝搬特性の利用です、
対象物の条件・・・により
超音波の伝搬特性を確認することで、
オリジナル非線形共振現象(注1)として
対処することが重要です
注1:オリジナル非線形共振現象
オリジナル発振制御により発生する高調波の発生を
共振現象により高い振幅に実現させたことで起こる
超音波振動の共振現象
<樹脂と金属の組み合わせ>
テフロンチューブとステンレス線を利用した、超音波発振制御プローブ
測定範囲 0.01Hz~100MHz
発振範囲 1kHz~25MHz
伝搬範囲 1kHz~900MHz以上
材質 ステンレス、LCP樹脂、シリコン、テフロン、ガラス・・・
発振機器 例 ファンクションジェネレータ
超音波洗浄器(水槽表面)の表面残留応力緩和・均一化処理
http://ultrasonic-labo.com/?p=19422
超音波洗浄器による<メガヘルツの超音波>技術を開発
http://ultrasonic-labo.com/?p=1879
メガヘルツの超音波洗浄器(音響流のコントロール技術)
http://ultrasonic-labo.com/?p=1060
超音波の伝搬特性
1)振動モードの検出(自己相関の変化)
2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化)
3)応答特性の検出(インパルス応答の解析)
4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析)
注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境
autcor:自己相関の解析関数
bispec:バイスペクトルの解析関数
mulmar:インパルス応答の解析関数
mulnos:パワー寄与率の解析関数
超音波「音圧測定解析装置(超音波テスターNA)」
http://ultrasonic-labo.com/?p=1722
超音波発振制御システム(20MHz)
http://ultrasonic-labo.com/?p=18817
超音波システム(音圧測定解析、発振制御)の利用技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=16477
オリジナル超音波システムの開発技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=9280
超音波洗浄のメカニズムと効果的な活用法
http://ultrasonic-labo.com/?p=18171
超音波技術(コンサルティング対応)
http://ultrasonic-labo.com/?p=1401
超音波のダイナミック制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=15848
超音波の相互作用を評価する技術1
http://ultrasonic-labo.com/?p=1478