1930年(昭和5年)発表。 フルバージョンで歌ってみました。この歌は、24~5歳の頃、留学準備として四谷の日米会話学院へ通っていたときに、クラスコンパで聞いたのが最初でした。それ以来、良い歌だなぁと折に触れて口ずさんできたものです。2番、3番の歌詞などは今でも国家観欠如の日本にピッタリ当て嵌るのではないでしょうか、、。軍歌と呼ぶよりも思想・信条の歌ですね。作詞は5.15事件の海軍中尉三上卓ということになっていますが、多くのフレーズが土井晩翠や大川周明の詩集などから引用されており、今でいうパクリと言えないわけでもありませんが、それでもやはり詩文として素晴らしい出来栄えだと個人的には思っています。2.26事件を扱った映画等でも使われていますが、歌手や歌集によっては歌詞の異なる部分がありました。今回は三上の直筆に沿ったものにしました。
(旧作には175200回余のご視聴を頂きありがとうございました)