03:05 三番叟
07:40 神舞
17:25 獅子舞
2022年9月24日「第29回秋田市民俗芸能合同発表会」より
出演:萱ヶ沢番楽保存会
場所:秋田市民俗芸能伝承館
主催:秋田市
秋田市雄和萱ヶ沢地区に伝わる「萱ヶ沢番楽」は、「立ち獅子」という珍しい舞で、動きが激しく勇ましいのが特徴です。
天明元年(1781年)、赤田(現由利本荘市)の長谷寺の住職である是山和尚が、土地の人々に信仰と娯楽をあわせもつ獅子舞番楽を教えたのが始まりとされます。以後、修験家長円寺の配下で災難と病魔退散祈祷の獅子舞として、旧盆の16日、集落各戸を巡回したとされています。
昭和26年(1951年)の火災により獅子頭や太鼓以外の関係物(道具、衣装、記録物など)が焼失してしまいます。昭和28年(1953年)に、焼失した諸道具を揃える動きが始まったことで番楽再興の機運が大いに高まり、同地区の中ノ沢番楽の指導を仰ぐことで萱ヶ沢番楽が息を吹き返し、今日へとつながっています。
秋田市民俗芸能伝承館ホームページ https://www.city.akita.lg.jp/kanko/kanrenshisetsu/1003644/