野良の子猫との出会いと一緒に過ごした日々の記録です🐱
⬇︎【全記録まとめVer.】も再投稿しました🐱🙇🏻♂️
https://youtu.be/01ambH5xljY
結果的には再び野良の世界へと戻ってしまったので、
あの時出会っていなければ…
保護していなければ…
などの葛藤は今でもありますが…
そこには命のやりとりと一緒に過ごした思い出があったので、
その思い出の記録と自分への戒めとして当時動画にしたものです。
TikTok用に１分でまとめたものなので編集が紛らわしくてすみません。
のら子猫との出会いから、胸が熱くなった命のやり取り、そして別れまでの経緯を書いておきます。(当時書いた物語調で長めです)
私、やっぱりノラ猫には縁があるんですよね…💡
またまたノラ猫に出会いました🐱
ある夜、友人がアパートに帰ると、
駐車場から猫の鳴き声が…
真冬の夜空の下
子ネコが一匹で…
辺りに親猫などの姿もなく…
そんなん見捨てらんないでしょ‼️😭
でも、アパートでは置いとけないから、、
と連絡があり、
とりあえずその日は私の家の納屋に避難させることに…
ダンボールの中に着なくなった洋服などを詰め、
その時はパンしかなかったので、パンと水を入れ、むしゃむしゃ食べていたので🐱
外で野良よりはマシだと思い、その日は寝ました💤
翌朝💡
仕事が朝早かったので、
子猫の様子を見て、
もぞもぞしながらニャーと鳴いていたので
よかったぁ生きてる✨
帰って来たら遊ぼうねとよしよしして🐱
パンと水もまだ残ってたので、そのまま仕事に行きました…
それが、あんなことになってしまうなんて…😭
仕事が終り
子猫元気かなぁ〜と、子猫用ごはんを買って自宅へ帰り
早速、様子を見に納屋に行き、にゃーんにゃん！って声を掛けても反応がない…
人気を感じたらモゾモゾ動き回るはずなのに…
寝てるのかな？と思ってダンボールの中を覗くと…
丸くなっていて動かない💦
ウソだろ⁉️💦
と思って触ってみると、
冷たく固まってる…
マジか！？？💦💦💦
と思って顔を見てみると
目が濁ってる…
死んだ魚の目に近い…
でも、なんか完全に濁りきってない気がして
身体を揺すってみると…
口をパカーッてした‼️
死前期呼吸だ！！
まだ生きてるかも‼️‼️
と思い、
やばいやばいやばい！💦
って言いながら急いで暖房の近くに…
目は濁り、便は垂れ流しで体は固まっている…
呼吸をしている感じもない…
温めつつ身体を揺すると口をパクーっとするので
ストローで人工呼吸をしてみたり
胸の辺りを胸骨圧迫みたいなことをしてみても状態は変わらない…
子猫を温めつつ
近くの動物病院を検索するが…
どこも19時までで、現在は20時過ぎ…
周辺の動物病院に片っ端から電話するが…
留守番電話でどこもやっていなかった…。
子猫を拾った友達にも範囲を広げて動物病院を電話で当たってもらいつつ…
気がついたときには
私は子猫を抱え車を走らせていました…。
もしかしたらまだ病院にスタッフがいるんじゃないか…と思い
近くの動物病院に行きましたが…
やはり病院は閉まっていました…。
今にも息絶えそうな子猫が自分の手元に…
ルール違反とは思いつつも…
病院隣の自宅と思われる家のインターホンを押してしまっていました💦
ですが…
応答はありませんでした…。
こんな時に…😭
とは思いましたが、
相手の立場で考えたら、
そこはしっかり線引きをしないと、
キリがないし…
ってのもわかるけど…
追い込まれた状況下では、誰でも自分の都合で物事を考えてしまうものですよね…😓💦
と、そんなことを考えてても仕方ないので！
気がついたら次の病院に向かってました！
が、
次の病院も閉まっていました…。
周りの家の人に聞いてみたが
周囲に獣医さん宅はなかった…。
同時進行で近場の動物病院を片っ端から電話であたってくれてた友達からも、全滅の連絡が…。
昨日たまたま拾った野良猫だし…
ここまでか…
十分やったよ…
いや！！！
そんなタマじゃねーだろ‼︎
まだやり切ってねーだろ‼︎
後悔するぞ‼︎
私の中の根っこの部分が…
気づいたら車を走らせていました！
こっから１時間車を飛ばせば、夜間もやってる動物病院があるからそこに賭けるしかない！！
もちろん、
呼吸も感じられず、
体を揺するとたまに口をパカーとして、
目も濁ったまま…
そんな子猫の体力がもつ保証など全くない…
でも！
まだ必死に生きようとしてる！
必死に頑張ってる！
と思ったら…
いてもたってもいられなくって…
寒かったよな…
寂しかったよな…
こんな状態にさせてごめんな…
なのにおれが帰るまで必死に頑張って待っててくれてたんだな…
って思ったら…
ボロボロ泣きながら運転してました…。
暖房MAXでももの上で温めながら
汗だくで車を飛ばして約１時間の病院へ向かった…。
やっとのことで病院到着！！
すぐさま受付の看護師さんに子猫を渡し、待合室で待つことに…
どれくらい経っただろうか…
獣医の先生に呼ばれる…
一命は取り留めたとのこと！！！
でも、低体温、低血糖、脱水、低栄養で、状態は芳しくない…
入院したとしても自力で回復できるかどうかとのこと…
友達が拾って私が預かったばっかりにこんなことに…
そう思ったら申し訳なさ過ぎて…
情けなくて…
どうしようもなかった…
とりあえず、入院を勧められたが…
夜間診療や保温酸素カプセル、採血検査、点滴等…更に入院となると…
受付の看護師さんに聞くと、診察と治療で2〜3万くらい、更に治療と入院でもう1〜2万くらい行ってしまうかもしれないと…
もちろん！そんなことは気にせず、絶対に助けてあげたいとは思っていたが、
拾った友達と電話で相談する…
なんせ私も友達も諸々の事情でかなりの金欠状態のタイミングだったのだ…
昨日今日拾ったノラ猫…
放って置けばどちらにせよ今頃生きてはいないだろう…
そんなのに4万も5万も！
少し前にも野良猫病院に連れてって1万くらい掛かってるし…
ましてや入院させても明日まで生きられるかわからないのに…。
まぁ、
私も友達も答えは初めから決まってたんですけどね…
やるだけやってあげよう！！
入院をお願いすることにしました。
面会させてもらえました…
なんと‼️
懸命の処置の甲斐もあり、
なんとか頭を動かせるほどになっていました‼️‼️😭✨
よかった…
本当によかった…
必死で生きようとする姿…
そして申し訳ない気持ち…
更には先生からのあたたかい言葉もあり
涙を堪えきれませんでした…
先生や看護師さんも必死に処置をしてくださり、状態や検査結果の説明、今後の話しなどをとても丁寧にしてくれました…🙇🏻♂️✨
とりあえずその晩は入院して、翌日子猫の様子を見に行くということになり、
子猫に別れを告げました。
(その時、友達に送るために撮ったのも動画内に)
病院から帰る直前…
私が目を潤わせていたのを見て…
看護師さんも目を潤わせなら…
「あなたが繋いだ命ですので… 」
と言うのを聞いた瞬間
また涙が溢れてきたので
もはやその先はなんて言ってたか分からなかったけど…
ありがとうございます！と返しながら、
そのまま足早にトイレへ駆け込み、号泣してしまいました…。
人のあったかさをここまで感じたのは久しぶりだったのかもしれませんね…。
大人になるに連れて失われてきた根っこの部分の
愛情だったり正義感だったり思いやりだったりあったかさだったり
そんなものを改めて思い出させてもらった気がします…✨
翌日💡
子猫の様子を見に行くと…
少しだけ回復していて、
ヨタヨタ歩く事ができるくらいになっていました‼️😭😆✨
その後も、ごはんを食べなくて病院に行ったり、予防接種をしたりと色々大変だったのですが…
ごはんをモリモリ食べるようになってからあっという間に元気になり✨
どんどん大きくなってすくすく成長してくれました🐱✨
退院から1ヶ月もする頃には
猫ハウスの上から余裕で脱走するようになりました…😂
もう一月する頃には、仕事や外出時など猫ハウスでは窮屈でストレスだろうなと思うようになりました…。
諸事情で私の一存で完全に室内飼いすることもできない状況でもありました…。
元々は保護しつつ、引き取り手がいればと探してはいましたが…
なかなか見つからないのと同時にやはり愛着が湧いていたので自然と飼う流れになっていました…🐱
と言っても、我が家では代々猫は中外飼いで、母屋の中と外を出入りできるような飼い方でした。最後に5〜6年前まで飼っていた猫もそうでした。
…というのも、田舎で庭や敷地は広く、納屋がいくつかあったり裏山があったり、周囲は田畑や林に囲まれ、隣家は何十〜百メートルくらい離れていたり…と、育った環境や地域柄、猫の外飼いや野良猫が住み着くようなことがよくあったという背景があります。
(これには賛否あるし、今の時代ではほぼ否定的な意見だと思うし、もう外で飼える時代ではないということはこの一件で痛感しました…。)
話は逸れましたが…
徐々に外にも慣れないとということで
晴れた日中は庭で自由に遊ばせることにしました。(猫ハウスの掃除と天日干しも兼ねて)
すると…
のびのびと駆け回って好奇心の塊ですね🐱✨
日中は外で自由にさせて、夜は気温に応じて猫ハウスか納屋で…にしようと思いました。
時が経ち…
猫は帰って来なくなりました…。
暫くは庭にエサや毛布を置いておいたり周辺を探したりはしましたが、その後会えていません…。
中外飼いや野良猫あるあるではありますが…
猫が姿を消したとき…
残念なことも想像されますが
またひょっこり現れたり、新たな家庭をつくっていたり…ということも何度かありました…。
まだおそらく野良として自立する目安の歳にはなっていなかったと思うし…親に育てられて…という環境ではなかったので本当に心配ですが…
あれだけ元気でたくましくなってくれたので、きっとどこかで幸せになっていてくれることを願っています…。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
結果的に私の無責任な行動により
生態系やどこかの誰かになんらかの影響を及ぼしてしまったかもしれないと思うと本当に反省しています。
私のとった行動が正しかったとは決して言えませんし、今でも反省や後悔はたくさんあります。ですが、その時その場の状況や環境、心情で判断して行動しました。
賛否様々なご意見があると思いますし、ご指摘や否定的な考え方や意見も当然あると思います。
ですが、顔も見えない、どんな人かもわからない人への、思いやりのない誹謗中傷や言葉遣いなどはどうかお控えいただけたら幸いです。
SNSという便利なツールをみんなが繋がれる素敵な場にできるかどうかは使う人次第だと思います。
世界中の人と繋がれて何かいいものを与えたり与えられたりできるような素敵な場になればと切に願います。
