ウクライナから秋田に避難してきた親子2人が新生活に向けて準備を進めています。
9日にウクライナからやってきたタチアナ・リチンスカヤさんと娘のマリアさんは、大仙市の温泉宿奥羽山荘に滞在していて16日の週からは奥羽山荘の社宅で新たな生活をスタートさせます。
13日には山荘を経営する佐々木正光さんやウクライナ出身で秋田市のタクシードライバー・ナターリアさんと一緒に新生活に向けた準備に汗を流しました。机やいす、ソファーからテレビまでたくさんの家具が運び込まれました。
家具はすべて寄付されたものです。佐々木さんの友人や同業者、新聞やテレビのニュースを見た一般の人たちから集められました。
佐々木さんによると、リチンスカヤさん親子は12日から散歩に出かけるなどしていて少しづつ落ち着きを取り戻し笑顔も見られるようになったそうです。
リチンスカヤさんは山荘での仕事を始め娘のマリアさんは来月から学校に通うのを前に日本語の勉強をします。