熊本市東区で男性に車を衝突させ車のボンネットに乗せたまま走行し殺害しようとした疑いで自称・無職の男が現行犯逮捕されました。
【久保田 優果 記者】
「熊本市東区の市道です。男は男性を車のボンネットに乗せこちらの道路を直進しそのまま右折したということです」
殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは、熊本市中央区帯山の自称・無職 庄村 信哉容疑者(57)です。
警察によりますと、庄村容疑者は23日午前3時20分ごろ、東区花立の路上で熊本市に住む男性(50)に車を衝突させボンネットに乗せたまま約30メートル走行し、殺害しようとした疑いが持たれています。
男性は車から転落しませんでしたが、太ももを打撲するけがを負ったということです。
「クラクションが鳴って男性同士がもめている」と通報を受けた警察官が現場に駆け付け庄村容疑者を現行犯逮捕しました。
【近く人に住む人】
「大きな声で1人で怒っているような感じで『わーわー』言っていた」
調べに対し、庄村容疑者は「男性らがスーパーで有料のレジ袋を精算しなかったため注意したところ口論となった。殺意はなかった」と供述し、容疑を否認しているということです。